どうして私を嫌わないんですか…？

10.紫の彼 ページ14

な「その子にアタックしなよ」

「え…？」

な「記憶を思い出すかどうかは別として、その子に自分の事を好きになって貰えるように努力しよ？」

な「それで、ころちゃんが話していいって思ったタイミングでその事を話そう？」

「ななくん！？僕の話ちゃんと聞いた！？」

な「聞いたよ。聞いた上での発言だよ」

な「ねぇころちゃん、その子にとって嫌な思い出だって誰が決めたの？ころちゃんが勝手に決めつけてるだけでしょ？」

「…でも、きっと…」

な「あのねころちゃん、ころちゃんはその子と過ごした日々は辛い思い出？嫌な思い出？」

「違う！毎日楽しくて、すごい幸せだった…」

な「じゃあさ、その子にとってもそうなんじゃないの？」

な「それにねころちゃん、忘れていい思い出なんて一個もないんだよ？」

「ｯ……わかった、ななくんの言う通りにする！」

な「ふふっそうと決まったら早く帰ろう？」

「うん！」









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ころちゃんはななくんに対してあの子…Aちゃんの事を名前など全て伏せて話をしていました

なのでころちゃんの発言があの子に関するものだとすぐにわかりました

ちなみにななくんはお父さんが会社の社長をしていて、ななくんもそのお手伝いをしたり、慈善活動をしたりしています

そして9話で出てきた瀬菜ちゃんについてのプロフィールです


南川.瀬菜(みながわ、せな)
年齢.16歳
誕生日.7月7日
一人称.私
紫崎家のメイド
ななくん専属メイドでもある
弟が1人いる
イメ画↓






追記
お気に入り登録者数35人ありがとうございます！

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