Prologue ページ1
「やだ、行かないで!ひとりぼっちはやだぁ…グスッ」
『ころちゃん、また会おう?』
「ふぇ?」
『僕、絶対ころちゃんに会いにくるから!だからそれまで待ってて?』
「本当?」
『うん!だから…はいこれ!』
「これ、髪飾りと懐中時計ってやつ?」
『そう!“白色の雪の結晶の髪飾り”と“白色の懐中時計”!』
「これがどうしたの?」
『ころちゃんに持ってて欲しいんだ!ほら!僕とお揃い!僕が“水色の雪の結晶の髪飾り”と“水色の懐中時計”を持ってるから!』
「ほんとだ…」
『これ見てお互いの事思い出そう?ちゃんとお互いの髪の色だよ!』
「っ…うん!わかった!僕、Aが会いにきてくれるの待ってる!だから、だから…」
『大丈夫!絶対絶対、会いに来るから!』
「約束だよ?」
『うん!約束!』
「『ゆーびきーりげーんまーん!嘘ついたら針千本のーます!指切った!』」
?「Aー!」
『ぁ…もう行かなきゃ…バイバイころちゃん!“またね”!』
「うん!“またね”!」
この時はまだ、この約束が果たせなくなるなんて思いもしなかった…
154人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
友里 - すごい楽しい いいと思う (2022年9月2日 17時) (レス) @page25 id: 8ccdaa54ea (このIDを非表示/違反報告)
? - おぉむずい、、、 でも、面白い! 更新頑張ってください。 (2021年12月16日 19時) (レス) @page35 id: 8122127c3f (このIDを非表示/違反報告)
R-s(プロフ) - 宇都宮椿さん» 私もです… (2021年7月6日 19時) (レス) id: 3bc79277c1 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮椿(プロフ) - R-sさん» ふっ…あなたはどうやら同じ思考をお持ちの方のようですね同じ思考の方がいて嬉しいです (2021年7月6日 7時) (レス) id: 08c6868944 (このIDを非表示/違反報告)
R-s(プロフ) - 宇都宮椿さん» エース君は神様 (2021年7月6日 6時) (レス) id: 3bc79277c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宇都宮葵 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Utunomiya/
作成日時:2021年2月11日 15時