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そこには既に上杉君が待っていた。
散ってゆく桜の花弁とキリッとした上杉君の顔がマッチしていて、とても綺麗。
まるで、映画のワンシーン様な。
「ごめんね、待たせちゃって。」
「いや、いい。俺が早く来すぎただけだから。」
上杉君はそう言って目の端を少し赤くしながら言った。
「可愛い。」
思わず思っていたことが口に出てしまい、上杉君に睨まれた。
「お前なぁ、、。」
ふふ、、。
楽しいな。
もうこんなに楽しいなんて。
付き合ってよかったな。
上杉君と。
「じゃ、行こっか。」
「うん。」
本当に付き合っているのかなと思うぐらい隙間を開けながら歩く。
何か無駄に意識しちゃって、隣を歩けない、、、、!
私がうじうじしていると上杉君は焦れったそうに、そしていらただしげに此方に振り返り、私の手をつかんで歩き出した。
少し恥ずかしかったけど、とても幸せだった。
“嬉しい„
心の中でそっと呟いて上杉君の隣を歩いた。
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和典 - 初々しい〜更新ガンバです!!必ず見ます!! (2017年7月12日 23時) (レス) id: ec0cd4952c (このIDを非表示/違反報告)
りー - 更新がんばって!応援してるよ! (2017年5月24日 18時) (レス) id: 2a50b7073d (このIDを非表示/違反報告)
上彩 - おもちさん» おもしろかったです!更新頑張ってください! (2017年5月23日 20時) (レス) id: 76a022fff5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 林唯珊さん» りゆさ!お久しぶり!あの、ログインできないっていう件なんだけど、長くなるだろうから小説の途中に書かせてもらうね。 (2017年5月23日 20時) (レス) id: f15bfc801d (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - りーさん» やっほー、りー。面白い?ありがとう!更新頑張りまーす(^ ^) (2017年5月23日 19時) (レス) id: f15bfc801d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち x他1人 | 作成日時:2017年4月8日 13時