き ページ4
明くる日、和臣は徐々に葉桜となりつつある桜の木を見上げる。
不意に、なんとなく、流れで。
首が痛くなってきているのを感じつつも、ずっと桜の木を仰ぐ。
目を閉じる。
目を閉じると、耳に集中が行き、普通だと気づかないほどの音も聞こえる。
小さな子供の声。
其れに応答する母親の声。
きゃっきゃと言う高い笑い声。
優しい鳥の鳴き声。
木々の揺れる音。
そして_______________________
「あ、若武！」
嗚呼、そして、俺の愛しくて愛しくて止まない声。
ヤバい、手汗が、、、、。
焦りを隠しつつ、 声の聞こえる方を向く。
平然を装い。
「アーヤじゃん、どしたの？」
「私ね、此処の並木道、好きなんだ。小さい時から。
そう言う若武は？」
「俺は_________」
この先に言おうとした言葉。
�爛◆璽笋鮖廚そ个広�
やっべ、言っちまうとこだった。
冷や汗がダラダラと背中に垂れる。
「__________俺も、俺も此処が好きなんだ」
「そっか、一緒だね」
「そうだな」
「若武、最近元気無いね。何かあったら相談に乗るよ。溜め込まないでね」
彼女はフワリと笑う。
お前の所為だよ。
俺が元気無いの。
「アーヤってさ、上杉の事、好きだよな。」
つい、苛立ってしまい、八つ当たりをしてしまう。
ずっと言えなかった言葉。
「わ、、、若武、、、？」
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かえで - すごく面白かった！ あと、最後のあとがきでなんか、泣きそうになった〜！ ほんとにほんとに、ありがとう。 うちも、おもちと出会ってほんとに良かったよ。 これからも ずーーーーーーーーーーーっと一緒にいようね！ 大大大大大大大大大大大大大好きだよ☆ (2017年5月1日 21時) (
レス) id: df84512a9f (このIDを非表示/違反報告)
南 - おもち！これ面白いね(*´・ω-)b！かえでも良かったね(≧▽≦) (2017年5月1日 19時) (レス) id: d49b5a64c3 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - ありがとう！リア友（親友！） 若武大好きなので、若武sideで、書いてくれて嬉しいよ☆ ほんとに、ありがと〜！！ これからも、頑張って☆ (2017年4月28日 18時) (レス) id: df84512a9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2017年4月28日 16時
