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diary.3 ページ5

Aside


そういえば、この旅が私の生まれて初めての一人旅


ちゃんとスメールまでたどり着けるか心配だ


稲妻の離島から璃月に向かいそこから陸路でスメールに入る予定


なのだが…


離島にも船がそれはもうたくさんあってどれが璃月行きなのか


目的の船を探しているうちに…中でもとびきり大きくてかっこいい船を見つけて思わず釘付けになった


『うわぁ……おっきい船……!』


明らかに港に止まっている他の船とは違う


中にいる船員達も屈強な男の人やミステリアスな女の人が乗っていて


なんというか、強そうな船


『こんな大きな船もあるんだ…』


圧倒されて船を見上げていた時だった


??「あんた、そんなに死兆星号が気に入ったのか?」


隣から声をかけられて振り向くとそこには眼帯をした美人なお姉さんが腰に手を当てて立っていた


『んえっ?!あ、ごめんなさいジロジロ見て…!』


思わず謝るとお姉さんは大きく笑った


服装的に稲妻の人じゃなさそう…?


??「なに、もっと見てくれて構わないぞ?自慢のアタシの船をな」


あたしの?お姉さんの船…?つまり…


『お姉さん、船長さんなんですか?!』


北斗「ああ!アタシは北斗、この死兆星号の船長をやってる」


か、かっこいい…神子さまとはまた違った魅力があるお姉さんだ


羨望の眼差しで北斗さんを見つめていると


北斗「あんた名は?これから船でどこかに行くのか?」


北斗さんから質問が飛んでくる


おっと、自己紹介自己紹介…っ


名前を名乗ってもらったらこちらも名乗らないと失礼だもんね!


『私はAです!実はこれからスメールに行くので船を探していて…』


そろそろ船を探さないと


そう思ってあたりをきょろきょろと見ていると北斗さんが顎に手を当てて何か考え込む素振りをしていた


北斗「なぁ、良かったら死兆星号に乗っていくか?」


考え終わったと思ったら北斗さんは顔を上げるならそんなことを言う


私は理解が追いつかずに最初は頭に?を浮かべていたけど


『………え?!いいんですか?!』


北斗「もちろんだ、ちょうど璃月に帰る用事があるしついでにスメールのオルモス港まで送ってやる」


ついでって距離じゃない、よね?


でもでもこのかっこいい船に乗れるという誘惑…


『じゃあ…よろしくお願いしますっ!』


遠慮がちだけど次の瞬間には二つ返事で頷いていた

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ついんてーる(プロフ) - すごく面白いです!主さんの物語の構成など前作から感動してます!これからも頑張ってください! (2月29日 21時) (レス) @page15 id: 7609cb840c (このIDを非表示/違反報告)
夜月 サキ - 投稿待ってます! (2月3日 19時) (レス) id: 911abfc5cd (このIDを非表示/違反報告)
おりんぽす(プロフ) - ふわなさん» ご感想ありがとうございます!とても励みになります〜˚✧₊⁎今後の展開にご期待ください☺️ (1月7日 20時) (レス) id: f4e7ffa9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - お話とっても面白いです!ちょっとドジ(?)な夢主ちゃんをなんだかんだ気にかけちゃう放浪者かわいいです…!!更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (12月30日 1時) (レス) @page27 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
おりんぽす(プロフ) - 夜月 サキさん» 初コメありがとうございます!更新の励みになりますううう! (12月26日 18時) (レス) id: f4e7ffa9c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おりんぽす | 作成日時:2023年11月27日 22時

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