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diary.16 ページ18

Aside


あの人は間違いない…私をキノコから助けてくれて


ガン無視した挙句置き去りにした…!!


『冷徹美人……!!』


パイモン「ぷっ…!」


空「ふは…っ、……というか二人とも知り合い?なの?」


知り合い、といえば知り合いになるのかな…?


顔は知ってるもんね!


というかまさか空が紹介したい放浪者って…


放浪者「こんなちんちくりん、僕の知り合いにいないよ」


『なっ!!ちんちくりん?!』


まぁそれは貴方に比べたらちんちくりんですけど!!


ナヒーダ「もう…いつも一言多いのよ」


この人も草神様の知り合いだなんて一体どんな繋がりなんだろう…


なんだか腑に落ちないっ


空「A、この冷…いやこの美人さんが紹介したかった放浪者だよ

ヴァフマナ学院に所属していて論文も出してるんだ

だから困った時の為に紹介しておこうかと思って…」


放浪者「チッ…、余計なことを」


すごく嫌がられてませんかね…?


でもでも!大切な人脈…っ、それにせっかく空が紹介してくれたんだもん


少しでもいいから仲良くしたいよ…


『…っこほん、えっと改めてですけども

さっきは助けてくれてありがとう。私は稲妻のA

ぜひ貴方とお友達になりたい、です!』


放浪者の前まで行って握手を求める


腕を組んでそっぽを向いていた放浪者は差し出した私の手を一瞥し…


放浪者「ふんっ、僕は忙しいんだ

暇人はあまり構ってやれないからね」


ツーンとした態度のまま、そう言い残すと聖処から出ていってしまった


ナヒーダ「あら…困った子ね」


空「A…だ、大丈夫?」


空を掴んだ手を微動だにさせないまま放浪者が出ていった方角を見つめる


『くっ…、ここまできたら絶対……』


パイモン「お、おい…大丈夫か?」


皆が心配そうな視線を私に向ける中


私はグッと拳に力を込めてガッツポーズをする


そして


『絶対、ぜーったい冷徹美人の友達になってやるんだからなーーーっ!!』


静謐な聖処の中に


私の悲鳴にも似た決意の雄叫びが響き渡ったのだった

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ついんてーる(プロフ) - すごく面白いです!主さんの物語の構成など前作から感動してます!これからも頑張ってください! (2月29日 21時) (レス) @page15 id: 7609cb840c (このIDを非表示/違反報告)
夜月 サキ - 投稿待ってます! (2月3日 19時) (レス) id: 911abfc5cd (このIDを非表示/違反報告)
おりんぽす(プロフ) - ふわなさん» ご感想ありがとうございます!とても励みになります〜˚✧₊⁎今後の展開にご期待ください☺️ (1月7日 20時) (レス) id: f4e7ffa9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - お話とっても面白いです!ちょっとドジ(?)な夢主ちゃんをなんだかんだ気にかけちゃう放浪者かわいいです…!!更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (12月30日 1時) (レス) @page27 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
おりんぽす(プロフ) - 夜月 サキさん» 初コメありがとうございます!更新の励みになりますううう! (12月26日 18時) (レス) id: f4e7ffa9c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おりんぽす | 作成日時:2023年11月27日 22時

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