10 友に頼ること ページ12
A視点
次の日。普通に学校行くよ!
96「あ、Aおはよ〜!昨日はごめんなぁ、何も無かった?」
心配そうに聞いてくるくろちゃん。
無かったと言えば、嘘になる。でも…
返答に悩む私に、何か察したのか分からないけどくろちゃんは優しくこう言った。
96「なぁA、わしはβやからΩの悩みとかは分からんけどさ、出来れば色々頼って欲しいんよ。」
『くろちゃん…。ありがとう!』
私は昨日のことと、雪達の事を話した。
96「今週末会うんやったら、わしも行っていい?」
Aの力になれるよう、わしも色々知っときたいし。
真剣な表情で、くろちゃんがそう言ってくれるから、本当に嬉しいと思った。
『うん、大丈夫だと思う。』
お昼、雪に連絡してみよう。
お昼___
『なんで、居るの…!?』
96「まさか、まーしぃの知り合いが…。」
雪に連絡しようとしていたお昼、私達は四人の男子に捕まっていた。
sk「ええやん、皆で食べようや。」
sm「くろちゃん、最近ゲームしてないよな?久々にやろうや。」
sn「黒木さんとまーしぃ知り合いやったんや。世間って狭いなぁ。」
ur「Aも、こっち座れよ。」
事の発端は、昼休み開始の時に戻る。
『くろちゃん!お昼は屋上行って食べよ!』
96「うん、食べ行こ!」
二人で屋上に行こうとしたら…
sn「あー。A、黒木さん、待ってぇや。」
折原くんに声をかけられた。
『ん?どうしたの?』
96「わし早くご飯食べたい。」
sn「なぁ、一緒に裏庭来てくれん?"月崎先輩"から一緒に食べよって誘われてんねん。」
誘われてるっていうか、来いって。
そう苦笑いする折原くん。
『先輩?いや、私達は…』
96「あ〜、A行こう。」
あんまり分かんないけど、くろちゃんの顔からして行かないとまずいらしい。
そんなに怖い人なのかな?
訳も分からぬまま連れて行かれ、
『なんで、居るの…!?』
こうなる。
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千海(プロフ) - ぼくさん» ありがとうございます!楽しんでいただけてるのなら、嬉しい限りです。更新頑張ります! (2022年1月31日 21時) (レス) id: b4c51071c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぼく(プロフ) - すごく面白い作品やなって思っていつも読ませていただいてます更新頑張ってください応援してます (2022年1月31日 20時) (レス) id: ed160c56c8 (このIDを非表示/違反報告)
志津(プロフ) - ありがとうございます!分かりました。 (2022年1月24日 7時) (レス) id: 5982f92ed4 (このIDを非表示/違反報告)
千海(プロフ) - 志津さん» 編集画面の、お話を書くスペースの上に地球儀とかのいろんなマークがあるところの、左から4番目のマーク(スパナみたいなの)を押して、トークという項目のところに入力すると使えます!分かりづらかったら、お手数おかけしますがボードとかにまた書き込みお願いします! (2022年1月23日 20時) (レス) id: b4c51071c3 (このIDを非表示/違反報告)
志津(プロフ) - LINE風のテキストってどうやって使うのですか? (2022年1月23日 19時) (レス) @page42 id: 5982f92ed4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千月 | 作成日時:2021年12月5日 22時