もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

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何でいるの！？






その時、一旦終了ですという声がし、青年たちはみんな海辺で遊んでいた





とりあえず声をかけようと





『稜雅ー！！！』




遠くから叫んでみた



が周りの人が私し、近くにいたスタッフらしき人に注意された




うえぇっやばいことしちゃった？




まぁ、仕事中だもんね、邪魔してごめんなさい



しょうがない、戻るか



戻ろうとした瞬間







「お姉さん、ひとりなの？」



いかにもパリピな男に話しかけられた




『いえ、彼氏ときてるので一人ではないです』



彼氏なんていないけど！！





「でも今は一人だよね？」




それはそうですが……てか何なのこいつ！

今それどころじゃないんだけど！！






『あー、えっと、トイレ待ってるんです』





「ここからは、トイレから結構遠いけどここでまってるの？」




もう！イライラするな〜



『もうほっといてください！』




逃げようとすると手首を強く掴まれる



痛っ！




「俺といい事しない？」



『いい事なんてしません！』



「チッつまんねーの、あっそ」



いきなり顔を変えて手を放し、Aの肩を押し歩いていった





砂浜に足を取られ足首を捻り、バランスを崩して後ろに倒れかけた




倒れるっ！





咄嗟に目をつむり尻もちを覚悟した






その時後ろから抱き抱えるように優しく支えられた







「おっと、あっぶねー大丈夫？」





『ふぇっっ！？稜雅！？』




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