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eight/Time~キミトノキセキ~:new ページ29

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今ならできるかもしれない。







貰った小さな花束を、彼に差し出した。







「ねぇショウちゃん、ちょっとこの花撮りたいから持っててもらってもいい?」






「うん、いいよ!」






俺の言葉に笑顔で頷いたショウちゃんに時計台の下に立ってもらう。









花を持ってキラキラした笑顔を向けるショウちゃんをカメラを構えてファインダー越しにのぞいた。









アトムの小さな四角い視界の中に花とショウちゃんが映る。









「撮るね」









「うん」










カシャッ…









シャッター音が響く。








ショウちゃんが花を下ろして「撮れた?」と俺に聞いた。







「あ、ごめん。ピントぶれたからもう一回」








人差し指を立てながら言うとショウちゃんがわかったと言ってさっきと同じように花を持ち直した。









アトムを構えてファインダーをのぞく。









四角い視界の中に花とショウちゃんが映る。









今度は、ショウちゃんだけにピントを合わせた。








カシャッ…








さっきと同じようにシャッター音が響く。








今度はショウちゃんの笑顔だけが、切り取られてるはずだった。








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恋文(プロフ) - こんにちはー。一言言ってよー笑 お姉さん寂しいから 笑 続きがとっても楽しみです!更新、頑張ってください! (2014年1月29日 10時) (レス) id: 1e4c88a64e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕霞樹雨×朝霞時雨 | 作成日時:2014年1月28日 16時

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