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ユウ「あ、先輩！」
『ユウくん』
あれから数日。
何ら変わりない毎日を送っている僕だが。
まあ何か前より人が近寄らなくなったなぁとは思う、きっとこの間のあれが噂として広まったとかそう言うあれだろうな…元々ぼっちだったから気にはならないけど。
フロイドさんとも今まで通りだ、最早求愛行動されたことさえなかったようである。
ユウ「この間はありがとうございました！」
『良いですよ〜お気にせず！僕は可愛い後輩を助けたかっただけですし』
ユウ「でも、あれから暫く体調悪かったって…イデア先輩に聞いたんですけど…」
『イデア先輩が少し過保護過ぎるだけ、あのくらいなら平気です』
ああ本当に良い子だな、と思いながら頭を撫でる。
そうすれば、一瞬驚いたような顔をした後に嬉しそうに微笑む。
…え？可愛いか？
ユウ「でも、何かお礼だけはさせてください」
『え〜良いんだけどなぁ…あ、じゃあ敬語やめて？』
ユウ「えっっっ」
『お姉ちゃんみたいって言ってくれて嬉しかったんですよね〜』
にこにこ、と笑いながらそう言えば、少し考えたような仕草をした後に頷くユウくん。
いやほんと、可愛すぎませんか？うちの弟(違う)
ユウ「分かった、じゃあやめま…るね」
『やめまるねは草』
ユウ「草じゃないです！…先輩にタメ使うの初めてだから、緊張しちゃって」
『え、そうなの？初めて貰っちゃった♡』
ユウ「いや言い方ぁ…」
わざと巫山戯ながら言えば、くすくすと笑うユウくん。
…この間、元気なかったからなぁ…元気出してくれたなら良かった。
「クマノミちゃ〜ん」
『ああはいはいフロイドさんですねこんにちわ』
後ろから抱き締められることに、恐怖を抱かなくなったのはいつからだったか。
もう覚えてないなぁ、なんて思っていればいつもより少し強めに抱き締められる。
でも苦しくない程度だってことを考えると、きっと僕のことを考えながらやってくれているんだろうと思う。
フロイド「授業始まるよ、早く行こ〜」
『はーい分かりました、またねユウくん』
ユウ「あ、分かった。また」
ユウくんに手を振りながら離れる。
あ〜ほんとに可愛い子だな、ああ言う弟が欲しい。
フロイド「ほんと小エビちゃんと仲良いよねぇ」
『まあはい。てか歩き辛いので退いてください』
フロイド「やだ」
『…そーですか』
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雪見大福 - 最近見始めましたー！おもしろいですねー！そこで、少し質問？があるのですが、５６話あたりの治療法？って、塔の上のラプンツェルの治療法ですよね？？間違っていたらすみません (2020年7月20日 2時) (
レス) id: 00f6e3e8da (このIDを非表示/違反報告)
痲酔 - この場面で思ったこと……アズールツンデレ乙!!ww まだまだがんばってくださいね!!あなたの作品好きです!!キャーーと本当にさけんでいましたw (2020年7月6日 20時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
海遊(プロフ) - 続編おめでとうございます！2作目も大変心が潤いました！！次もこのまま拝読致します！これからも応援してます！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: ae74ce0628 (このIDを非表示/違反報告)
雲雨(プロフ) - 空さん» ありがとうございます〜！！作品だけじゃなく作者まで好きと言って頂けるとは思ってもいなかったので凄く嬉しいです！完結までまだかかりそうですが、頑張って書いていくのでよろしくお願いします！応援ありがとうございます、更新頑張ります！！ (2020年7月2日 16時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
空 - 続編おめでとうございます、好きです！！本当にこの作品も作者さんも大好きで、完結するまで絶対見ます！これからも頑張ってくださいね。応援しています…！ (2020年7月2日 15時) (レス) id: 9af7c9ab91 (このIDを非表示/違反報告)
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