三十八話 ページ21
そして皆やることを終えて暇そうにしだしたところでトントンが「5〜4〜」と数を数え始めた。
みんなはいつもの事のように澄ました顔をしている。
そして1になった瞬間に扉がすごい速さで開いて金髪の人とうさぎの獣人が大急ぎで「セーッフ！」と言いながら入ってきた。
するとトントンはうーんと悩み出して結論？が出たのかはっ！とするとこう言った。
tn「…セーフ！！！」
「「っしゃあっ！！！」」
二人揃ってガッツポーズをしたあとわいわい話しながら空いている席に座った。
まだまだ空いている席はあるが気にせず皆が何故か手を合わせ始めた。
tn「手を合わせて！いただきます！！」
「「「いただきまーす！」」」
そうみんなで揃って言うと各自食べ始めた。
俺も真似して手を合わせていただきますという
そして目の前にあるさんどいっちを食べる。
なんか食べたことある味。
さんどいっちなんて食べたことないはず…
なんでこれがさんどいっちって分かったの…？
まぁ、良いか。と思考を停止して食べ進める。
zm「てかシャオロンってマジで飯作んの美味くなったよな！まぁ失敗することもめっちゃあるけど(笑)」
ﾍﾙﾒｯﾄ「確かにそうっすね。オスマンさんに教えてもらったんでしたっけ。」
皆でご飯を食べながら雑談をしている。
平和でいいな。
スイと一緒だった時は喋ったら怒られたもんなぁ。
まぁ俺が喋ったらここでも怒られる可能性もあるしなるべく喋らないようにしよう。
痛いのは嫌だしね。
sha「マジで頑張ったからね俺！！なぁオスマン！」
os「あ？おんおん、そうやな〜」
sha「絶対聞いとらんかったやろ！！？？」
os「そんな事ないめぅ〜」
喧嘩が起きそうな予感がするがそんなことは無いと確信するように笑っている周りの人。
シャオロンも笑いながら言っているからいいのかな。
そんなこんなでみんなが食べ終わると最初の時と同じくみんなで手を合わせて皆で「ご馳走様」と言った。
なんの意味があってこれを言ってるんだろう。
図書室があったよね。そこの本に何か書いてないかな？行っていいか聞いてみよう。
そんな事を考えているとシャオロンがみんなのお皿を重ね始めた。だからちょっと手伝おうと立ち上がったがその時にはもう厨房？に入っていってしまっていた。
ついて行って厨房に入るとシャオロンがふわふわの白い何かが着いたふわふわした黄色いものでお皿をこすっていた
『何してるの？』
sha「ん？あー、皿洗い。」
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