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6 f side ページ6
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Aちゃんと出会ったのは2年前。
飲み行こうとえおえおを誘うと、先客がいるからうちに来いと言われて向かったらAちゃんがいた。
前の職場の後輩とかで、女の子と仲良くしちゃってこの野郎と思ったらド天然同士のただのお友達(先輩後輩)だった。
気さくで、笑顔が可愛くて、俺の事を「えおえおさんのお友達さん」って呼んでたのを覚えてる。
無神経にも目が赤いことを指摘すると、浮気されたんだと自虐的に笑いながら涙を流して。
その泣き顔があまりにも綺麗で、儚くて、初めて「守ってあげたい」という感情を知った。
「守る、って決めたのに、何してんだ俺…」
一人の部屋で、ポツリと呟く。
ちゃんとご飯食べてるよ。ちゃんと寝てるし、元気にしてるよ。
Aちゃんも元気にしてますか。
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作者名:二子 | 作成日時:2019年6月3日 13時