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3 f side ページ3
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「辛気くせえ顔してんなよデブ」
「どこがあ!!超元気なんですけど!」
そういうとこだよ、と手厳しいあろまに一蹴される。
しゃあないでしょうよ傷心者なんだから。
「こっちに集中してくださ〜い」
「きっくんに言われちゃ終わりだべ」
「どーいう意味だこらぁ」
目の前のモニターを見ると、俺のキャラがグデーンと倒れた。どこぞのスナイパーにやられて、野良のIDが表示される。
「今日も俺んち来んの?」
「あーどうしよっかな」
「別に来てもいいけど」
俺以上に俺のことを考えてくれるえおえおに「甘えちゃおっかなあー!」とバカでかい声で言うといつものトーンで、おう、と返された。
カラ元気はお見通しってか。
早く忘れようとする頭に比例して、Aちゃんの存在が俺の中で膨らんで
「笑え。笑ってりゃどうにでもなるから」
「…おう」
あろまの優しさがぶっ刺さった。
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作者名:二子 | 作成日時:2019年6月3日 13時