検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:9,711 hit

15 f side ページ15

.


「このあとどうする?」



最寄駅に向かって歩く途中、このまま解散してもいいものなのかと頭の中で俺が5人くらい集まって会議する。



仕事終わりなんだし疲れてるだろうから帰してやれ
いや、帰すな
もし迷惑そうな顔されたらどうする
男ならうち来る?くらいのこと言わんかい




───会議の結果、Aちゃんに委ねることになった。

意気地なしと言われればそれまでだけど、慎重派な性格ゆえの結論なのだ。
俺が何人集まろうと皆FB。



「もし疲れてるなら、ここで解散ってのもありかなあ、なんて」



少しの間も今の俺には気まずく感じて、俺の望む逆の選択肢を提案してしまったり。



『…ふぶちゃん家行ってもいい?』



気持ちを汲んでくれたのと、純粋に嬉しいのと、ほんとにいいの?という気持ちが複雑に入り交じって、きっと俺は今、誰よりも間抜けな顔をしてるんだろうな。


.

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:MSSP , FB777
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:二子 | 作成日時:2019年6月3日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。