【銀魂】意 地 っ 張 り【沖田総悟】

21.ボチャン ページ25

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沖田「顔がそれでも中身がこれじゃあ残念も良いところでィ」


『それを言ったら総悟もでしょ』


特大ブーメランだよそれ


なんてふざけて言いながら、ピンどめをはずす


沖田「ハッ…お前はそっちの方が似合ってらァ」


『褒め言葉として受け取ろっかな』


ポッケにピンを入れる


しばらく待って居ると3-Z全員が集まった


近藤「じゃあ！皆で楽しもう！！」


「「「「イエーイ！！」」」」









『あー恐怖』



流れるプールで浮き輪に乗りながら、常に下が水であることに恐怖を感じる


神楽「A足つくアルヨ？」


『そういう問題じゃないんだよ…』


近藤「水が苦手なのか？」


『そんなところですねー』


きっと、今の私の顔は死んでいると思う


自分でも分かる


土方「子供か」


『土方君、皆が皆君みたいに運動が出来ると思ったら大間違いなんだからね…うっわ…怖っ』


土方「………。」


隣で彼が呆れた目で見てくるのが横目でわかる


私だってバリバリに運動出来る女子になりたかったよ


「何プカプカ悠々に浮いてるんでィ……水の中にくらい入れってんでさァ！！」



『ぎゃぁあ！！！』


【ボチャン】


総悟が浮き輪をひっくり返し、見事私はプールの中にぼちゃん


『ちょっと！！！』


只今、総悟にしがみついている状態


何とも恥ずかしい光景だが、私は今かなりパニクっている


沖田「放れろよ」


『今それどころじゃない…私をプールから出して』


沖田「どんだけ嫌いなんでィ…」


土方「総悟、あげてやれ」


神楽「そうヨ！Aが可哀想ネ！！」


沖田「…ッチ……ほら乗れ」


軽い舌打ちをした彼の背中に乗り、無事プールから脱出致しました









人生最後のプールだな



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