上司と私2，ki

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北山side
〜プルル〜
電話を、取ると無言
「Aどうした？」

(、、、、)

北「今どこ？」
ってなるべく優しい声で声を掛けると

(会社の最寄り駅。)

北「直ぐに行くから待ってて。」

電話を切って、急いでタクシーをひろい
会社の近くの駅までいく。

胸騒ぎがするけど、それよりも探す事に集中する。

雨が降ってるからか、人通りが多く、
Aの姿を見つけられない。


落ち着け、あいつは人混みが苦手だから、
少し人が少ないところ居るはず。

駅裏の方を探すと
雨の中、傘もささずに
ポツンと立ってる。
なんか何時もより小さく見えて、

思わず後ろから抱きしめる。

北「やっと見つけた」

震えてて泣いてるのがわかった。
今にも壊れそうで、、、、咄嗟に

北「大好きだよ。付き合おっか、、、、」

それでも、Aは黙ったままで
頷きもしないから、

っあ俺振られたんだって思った。
抱きしめてた力を抜いて、
黙ったままのAの手を取り

家までおくる。

その間もずっと黙って泣いていた。

Aを家まで送って、、、、
自分も家に帰る。

家に着くと、、っあ俺振られたんだって実感が湧く。
元々脈無かったしな、、、、ははっ
乾いた笑いしか出なかった。

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