【銀魂】ドSとチャイナ娘と団長さんとドーナツと…

25幕　相談者３、４だけど、そのシーン短いからしないぜＢａｂｙ(信女回想) ページ27

〜神楽ｓｉｄｅ〜
３人目はツッキーアル!!
ということで、吉原に来たネ！

月)「なに？ 神楽の兄に対して感じとる気持ちを教えてほしい？」

神)「そーアル！ツッキー分かるんじゃないアルカ？ 銀ちゃんのコト考えれば!!」

月)「おい！どっからあのバカ出てきた!!
わっちは分からぬ！！！！////」


４人目、さっちゃん。
どうしよ、やめるアル。めんどくさいネ。

さ)「私の銀さんへの想いとはちょっと似てるけど、ちょっと違うわね〜！
私は日頃銀さんの家へ銀さんの●●●を見るために○○な計画や、▲▲の製造なんかもやって…」

神)「…って、無理矢理出てくんなアル!!!」

バキッ


公園

神)「ごめんアル、信女。全然協力できなかったアル…。」

信)「…神楽。私、正直戸惑ってるの。こんな気持ち初めてだから。

でも今までで色々分かった事があるの。
誰だって…、好きなものには夢中になる。

九兵衛が教えてくれたわね。
私はいつだってドーナツのことしか興味がなかった。他のことになんて趣がましかったから。
でも神威と出会って、私は何より好きなドーナツことよりも…神威のことを考えてた。
あの人しか考えられなくなったの。

なぜだか分からない。そんな時に妙が言ってた「その人に恋してる」って言葉。
今思うとあれは正しいんじゃないかって。


私は……、神威に恋してるんじゃないかって」


神)「信女……。…信女がそう思ったんなら…、私がアイツに感じてるこの想いも…、
恋…、アルカ…？」

信)「…あくまで私が自分で考えて結論づけたことだから、本当のところは分からない。
ただ…、そうだと思うだけ。

それからもう一つ分かった事があるの」

神)「何アル？」

信)「友達。
妙が教えてくれた。
これは今回の相談の内容にはまったく関係ないことだと思うかもしれない。昔の私なら。

でもそんなことないの。
友達っていう存在があったからこそ、こんな他愛ない話ができたんだから。

…本当に、ありがとう。

私に恋を教えてくれて」


私は目を疑った。
信女が私に向けたのは最高に可愛らしく、そして…綺麗な笑顔だったから。

瞳にも太陽みたいなやわらかい印象を感じる光が宿ってたから。

私は思わず嬉笑い泣きしてしまった。


こんな表情が見れない神威に対しての勝ち誇った気持ちと友達と思ってもらえた気持ちが同時に
湧いてきたから。


神)「信女、恋を教えたのは私じゃないヨ。
神威に言うアル。出会った時から恋は始まってるからナ」

26幕　今すぐ彼から離れなければ...(信女回想,最終篇)→←24幕　相談者２　マカデミアチョコ消化器(信女回想)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す