【銀魂】ドSとチャイナ娘と団長さんとドーナツと…

12幕　第７のバカ団長 ページ13

〜ｎｏｓｉｄｅ〜

春雨宇宙船

その一室で一人の男が部下に喘いだ。


？)「阿伏兎〜。俺もうイヤなんだけど。

・・・ということで、この書類もよろしくネ〜〜(＾ ＾*)」


阿)「ふざけんな、団長！ 自分の仕事ぐらい自分でしやがれ」


出来損ないの上司に呆れ顔で返すのは、第７師団副団長・阿伏兎だ。

３０代前半でイカツイ容貌だが、いつも上司のお守り役。



威)「だってやりたくないもん。 どうせお守りだからいいじゃん、お守りだから★」



そしてお守り役・阿伏兎の上司で通称・第７のバカ団長こと神威だ。



容姿はサーモンピンク(オレンジ)色の髪を後ろで三つ編みを一つに結っている。

瞳の色は晴わたった空のような綺麗な青色で、

夜兎であるため、チャイナ服を常に身に着けている。(あ、阿伏兎も同じだよ♪)




阿)「それより、団長。 今はんな書類仕事じゃねーだろっ!!
アホ提督に言われてただろーが。 例の事件のこと」


威)「分かってるさ。明後日には地球に行くんだろ？
たくさん人、殺さないとネ(*＾ω＾*)ｂ」


阿)「ったく、そーじゃねーだろ！
　
第７師団(俺たち)の仕事は、
星潰しの際に、捕虜にしてた天人等を無断で地球に放った十二師団の連中をしょっぴく事だ。


そのために地球に向かい、まず捕虜の回収だよ。

これ以上、暴れてもらっちゃぁアホ提督がうるさいからな」


威)「あのアホの命令なんざ、聞きたくないけど。
まあ、久しぶりに地球にいって美味しいご飯食べられるし、悪くないネ(*＾＾*)♪」


阿)「(*＾＾*)♪…じゃねーよ、団長よぉ・・・。 遊びに行くんじゃねーんだぞ？」


阿伏兎はバカ団長に呆れて「準備してくるわ」と言い残し、部屋を出て行った。

一人取り残された神威は、誰もいない部屋で呟いた。



威)「捕虜の天人ねぇ・・・ザコのくせに十二師団共もやるネ〜♪


この件について晋助は知ってんのかな？


一橋派の奴等もこりゃ黙ってないね。


なんか裏ありそうだし。



鬼兵隊と組んでるらしい見廻組とかいう連中も



どう動くかわかんないし、気になるトコだけど・・・






俺はご飯食べれるなら良いし、関係ないね!!!★(*＾∀＾*)★」

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