【d!】超能力少女と我々だ！ (ページ47)

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31話.武器ページ47

作〔はっ…そんなんでシャオロンの
機嫌が治るわけ…〕
sha「え…(照)そ、そうなん？…ふふっ…」
作〔治ったー！！？
思いっきり棒読みだったのに！？
てかシャオロン意外とチョロ！？〕
(※いちじるしいキャラ崩壊警報…)
シャオロンはふてくされるのをやめ、
周りに花畑が見えるようなオーラで
めちゃくちゃ可愛い笑顔になった。
…ふふん私にかかればこんなものですよ!!
作〔…恐ろしい子っ！！〕←言いたかっただけ
すると、ガタガタっと武器庫の立て付けの悪い
扉が音を立てて開かれる。
そこに居たのは…
utu「あ〜！ｼｬｵﾁｬﾝ!!」
気持ち悪いねっとりした言い方で
シャオちゃんを呼ぶ大先生と
zm「Aやん！チィース！」
陽気に私に手を振ってくるゾムだった。
sha「大先生、寄るな。タバコ臭い!!」
シャオちゃんは必死で近づいてくる
大先生を拒否るが
当の本人は…
utu「何や!!ツンデレか！？」
sha「阿保か！！」
全くその罵倒に動じてない。
…もう罵倒に慣れて、感覚麻痺してやがるな…
2人が仲良くキャッキャウフフしてる間←
(助けてやれよ)
私はゾムに何しに来たのか聞いてみた
『ゾム、何しに来たの？』
zm「ん？軽い傷薬取りに来た。
ここに一応ここにあるはずやから」
そう言って近くにある救急箱を取る。
『誰か怪我でもしたの？』
と言うと「ん」大先生を指さしてきた。
確かに大先生は少しボロボロだった。
重傷というわけでもないが、
スーツの裾がボロボロになっていて
所々擦り傷がある。
けど、擦り傷からは血が出てないような…？
『なんで大先生怪我したの？』
「あぁ。訓練場で久しぶりに試合したんよ
結果は…まぁ、見ての通りやけどね」
この感じだと多分ゾムの圧勝だな…
ゾムは戦った後だというのに傷一つ無いし、
疲れた様子も無い。
…ゾム、意外と大物なのかも…
「あっ！そうや！Aもこれを機会に
武器選んだらどうや？」
『えっ…』「いつか戦う時が来るかもやし」
そう言われてみたら、納得だ。
武器は一応持っておいた方がいいかもしれない
『…何の武器がいいかな…』
とりあえずゾムに言われた通り、
武器をチョイスすることにした…
お、RPGがある！！(興味津々)
…でも、なんかして自爆するの嫌だからやめとこ
ショットガン！！(興味津々)
…でも、銃弾1発しか入ってなさそうだし
使ったら壊れそうだからやめておこう。
…うーん…意外とたくさんあって悩む
…あ、…うん。これにしようかな。
私はおもむろにソレを手に取った。