【d!】超能力少女と我々だ！ (ページ34)

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21話.宴ページ34

部屋まで案内してもらい
数時間ほど経った頃。
ベッドで１人ゴロゴロしていると
???「Aー！おるー？」と言って
ノックもせずに入ってきた不届き者がいた。
『ノックして！！…ってなんだコネシマか』
knsm「コネシマかってなんやねん！
俺じゃ悪いんか！！？」
『あー…違う違うそういう意味じゃない。』
…また、オスマンかと思ってしまった。
コネシマが嫌いという訳では無いので
誤解を解く。
knsm「そうなんか。じゃあ良かったわ！
みんなが呼んでるからはよ来て！」
誤解が解けたと思うと、急にそう言い出した。
『？何処に？』
コネシマは忙しそうに私を急かす。
そんなに急ぐ用事なのかな？
knsm「来たら分かる！着いてこい！」
『お、おう。』
言われるがまま、私はコネシマの後を歩く。
knsm「ここやで。」案内されたのは、
食堂と書かれた扉のある部屋。
ここに入ればいいの？とジェスチャーを出せば
行けと小声で言われた。
…逆に怖いんだけどそれは。
控えめに、慎重に扉を開けると…ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ!!
『！？』破裂音が響き渡る。
そして頭上にまうカラフルな紙。
一同「A！！ようこそ我々国へ！！」
そこに居たメンバーが一斉に私に向かって言う
皆の手に握られてるのはクラッカー。
どうやらさっきの音はクラッカーが
発していたものらしい。
『…どうゆう事？』
ut「ドッキリってヤツやでAちゃん」
私が聞くと何故かドヤ顔で答える大先生。
gr「大先生の提案でな、
Aの歓迎会を開くことにしたんだ。」
zm「で、大先生がドッキリの方が
面白くならへん？って」
『それでこういうことになった、と。』
なるほど。ドッキリを仕掛けたのは、
鶴の一言ならぬ大先生の一言だった訳か。
sha「無能でもこういうことは思いつくんやな
久々に尊敬したわ大先生のこと」
シャオちゃんが素直に褒める
(マジ〇チスマイルで。)
ut「ｼｬｵﾁｬﾝ照れるわーありがとッ！」
それに対して頭をかく大先生。…Mなのかな？
knsm「そもそも褒めとらん！後、キモいわ！」
コネシマ、その通り。←
ut「シッマ酷ない！？ｼｬｵﾁｬﾝが俺に対して
暴言吐かないの久しぶりなんよ！？」
syp「暴言言われ慣れすぎて逆に…っすか。」
tn「Ｍだったんやな」ut「ちゃうわ！」
そんな漫才を繰り返しながら、
ｺｿｯとエミール…エミさんが聞いてきた。
em「もしかして、
ドッキリ良くなかったですか？」
私がさっきから一言も喋らないからだろう
私は笑顔でこう返した。「最高だよ。」と。