Begegnung ページ8
燐音side
取り敢えずあの場から逃げ、森の中に入ることができた。
できたはいいが、何故かコズミック王国の貴族がいる。
しかもなんだ、あれ。土を、掘ってる、、、？
まあ何にせよ見つからないに越したことは無い。
「行くぞ、ニキ。」
そう声をかけた時、ニキが不満そうに俺を見た。
「(お腹減ったんすけど、まだ僕に走れって言うんすか？)」
「、、、なんて思ってるか大体わかるが、もうちょっと我慢してくれねえと俺捕まるんだけど？」
「(はぁ？いやっすよ！僕絶対走らないですよ！)」
「仕方ねえなあ、、、じゃあその辺で食べるもん探してこいよ。命の保証はねえけどな。俺は先に進んでっから。」
「(了解したっす！)」
ニキは嬉しそうな顔して走っていっちまったから、大丈夫だろう。飯のことになると人一倍、ていうより馬一倍？執着が強いし。
さて、俺も人の心配してる場合じゃねえよな。
見つかんねえ場所に都合よく建物とかがありゃあ良いんだけど、、、
そうしてしばらく歩いていくと、洞窟があった。
この中、入ってみるか。
向こう側に抜けれるみてえだし、、、
抜けた先には、
「塔、、、？」
高い高い塔があった。
俺の城の半分くらいだ。
洞窟の向こう側から声が聴こえる。
貧民街の奴らの声だ。
誰か住んでたらどうしようとか、色々考えたけど、モラルより自分の命だな、と思い、その塔を登り終えた。
塔についていた窓から入ると、やけに生活感のある部屋。
やっぱり人が住んで『きゃ、きゃあああああああああ！！！出てけ！！』
ｶﾞｺﾞﾝ
鈍い音がして俺は気を失った。
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抹茶あずき(プロフ) - うさぎ。さん» ありがとうございます！天才だなんてそんなそんな！！気ままに亀更新ですが完結まで見守ってやってください！ (2022年6月26日 11時) (
レス) id: 48ffd5edd8 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ。(プロフ) - 物語を作る天才ですか……？私もラプンツェルが好きなのでとっても嬉しいです!!更新頑張ってください!!続き楽しみにしてます！ (2022年3月26日 19時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)
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