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146.和也の提案 ページ2
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私が電話してる間、
和也はずっと隣りで手を握っててくれた。
ただそれだけの事なのに、
心臓がうるさい位に鳴って、つっちーの声もろくに聞き取れないくらいだった。
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次の日の早朝からの仕事があったけど、
それまでは休みだって事を知った瞬間、
和也の手を握り、飛び跳ねてしまいそうだった。
それぐらい今の私たちにとっては貴重な時間になりそうだから。
ニ「ゆかさん。どっか行きたいとことか、あるの？」
何度聞かれても、気の利くような言葉が出てこない私って…
本当に、彼女として恥ずかしくなってくる。
ニ「どこも行きたいとこ無いなら、俺が決めるけど、いい？」
和也の提案に乗っかることにした。
だって和也ならきっと、
素敵な所に連れてってくれるから。。
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作者名：okayuhime | 作成日時：2014年9月14日 18時
