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小|中|大|そろそろ寒くなってきた頃。
小学校を出て、
友達に別れ道で手を振って、
ゲームのことを考えながら、
あぜ道を川に沿って歩く。
綺麗とは言えないような小さな川を
なんて言うのかなんて忘れたけど
きっとそれくらいどうでもいい情報なんだろう
お葬式をする所を右に曲がって、
公民館を横切って、
少し行ったところの
四つ同じ家が並んでいる住宅の一番奥。
そこが私の家。
借りてる家、って母さんは言ってた。
友達は、小さいけど綺麗でいいね、って言う。
いいところなんかちょっとしかないそんな家だけど、
田舎だからこそ見える、
綺麗な星空が窓から拝めるのは
私の部屋の特権ってやつだった。
家の駐車場に入る手前の道は、
すぐ曲がり角になっていて、
夜に見ると電灯しか付いてなくて少しこわい。
そんななんの変哲もないような曲がり角を家に入る前に少し曲がって
花畑を覗くのが日課なんだけど、
その日は曲がらなかった。
いや、曲がれなかった。
「なぁ、君、ここはどこなんだ?」
真っ白な、黄色い目の人は、
多分声をかける人を間違えたんだと思う。執筆状態:連載中
小学校を出て、
友達に別れ道で手を振って、
ゲームのことを考えながら、
あぜ道を川に沿って歩く。
綺麗とは言えないような小さな川を
なんて言うのかなんて忘れたけど
きっとそれくらいどうでもいい情報なんだろう
お葬式をする所を右に曲がって、
公民館を横切って、
少し行ったところの
四つ同じ家が並んでいる住宅の一番奥。
そこが私の家。
借りてる家、って母さんは言ってた。
友達は、小さいけど綺麗でいいね、って言う。
いいところなんかちょっとしかないそんな家だけど、
田舎だからこそ見える、
綺麗な星空が窓から拝めるのは
私の部屋の特権ってやつだった。
家の駐車場に入る手前の道は、
すぐ曲がり角になっていて、
夜に見ると電灯しか付いてなくて少しこわい。
そんななんの変哲もないような曲がり角を家に入る前に少し曲がって
花畑を覗くのが日課なんだけど、
その日は曲がらなかった。
いや、曲がれなかった。
「なぁ、君、ここはどこなんだ?」
真っ白な、黄色い目の人は、
多分声をかける人を間違えたんだと思う。執筆状態:連載中
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作者名:透明異常 | 作成日時:2016年11月3日 19時