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紫原side
「…あ」
目の前の彼女が、顔を真っ青にして今にも倒れそうだった。
でも、それはこっちも同じ。
今の状況を一言で表すなら__
最悪。
目の前で室ちんは、無表情で立っていた。
「…2人は、付き合ってたんだね」
「…っちが」
「じゃあ、何で?今何してたの??」
その言葉に、キノコさんが黙る。
というか、言葉が出てくなくて、焦ってるみたいだった。
…あーあ。
俺って、結局。
キノコさんを悲しませてばっかじゃん。
「…敦も、早く教えてくれればよかったのに」
そう言い、俺に微笑む室ちん。
けど、いつもの笑顔と違う、
嫉妬や妬みが詰まった。
嫌な笑顔。
「…っ」
今にも泣きだしそうな彼女。
なんで?
あんだけ誓ったのに。
もう悲しませないって_
「あーもう」
_どうすればいい?
「勘違いもいい加減にしてよ、室ちん」
_どうすれば。
「そもそも、付き合ってないしー」
_彼女が泣かずに済む?
「ってゆーか、この人、ほかに好きな人いるし。」
「…ぇ」
「ちょ、紫原くん!?」
呆然とする室ちん
顔を真っ赤にする彼女。
__あぁ、
なんだ。あるじゃん。
簡単なことなのに、
なんで、今まで気づかなかったんだろう。
「俺、今キノコさんのキューピットなんだよねー。」
「…あの、いいかげんに」
「んで、俺が協力する代わりに、キノコさんが俺にお菓子くれるの」
「…それ以上は、止めてください。」
だんだんと、声が低くなる彼女
けど、知らんふりをした。
ごめんね、
これがホントの最後だから。
「__誰か知りたい?」
「っ止めて!!」
君を泣かせるのは。
・
・
・
「室ちんなんだよ」
「キノコさんの好きな人。」
そうだよ。
嫌いになれないなら。
嫌われちゃえばいいんだ。
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莉弥(プロフ) - これ、なまえ変換きかないんですか?? (2016年3月25日 0時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
水島リツ(プロフ) - ミユウさん» あざます…wコメントわざわざありがとう^^* (2015年5月2日 0時) (レス) id: 1b884eaa7e (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ - 二人ともイケメンだし、主人公いい人だし…それに話の展開とかも結構好きだよd( ̄  ̄) (2015年5月1日 23時) (レス) id: f62038dd2e (このIDを非表示/違反報告)
奏*(プロフ) - るーしーさん» はいいっ!!頑張ります!頑張らせていただきまっすwwコメントThank you (2014年8月28日 16時) (レス) id: 1b884eaa7e (このIDを非表示/違反報告)
るーしー(プロフ) - 楓ちゃんがたまに今吉さんに見えますww 完結まで読ませていただきます!頑張ってください! (2014年8月28日 14時) (レス) id: 4558271b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水島リツ | 作成日時:2014年7月1日 20時