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in家庭科室



「はぁ…」

ため息を漏らすと、楓ちゃんに心配された。
なんとなく流れで、相談に乗ってもらうと___


「…あのバカ。でかいくせに、脳みそはからっきしか」
「…楓ちゃん。怖いよ」

彼女は相変わらず紫原くんには辛口だ。
ちっと軽く舌打ちをし、イラついた表情を見せた。


「…っと、それで?ナツは仲直りしたいんか?」
「…うん」
「なるほどなー」

「ほっとってもええんちゃう?」とめんどくさそうに顔をしかめる彼女。
作りたてのカップケーキを「うま」とつまみ食いした。


でも__

「私が怒らせたのかもしれないし…」
「…や、それはないやろ」

「え…なんで?」
「なんでも!」

そういい、ガタっと椅子から勢いよく立ち上がった。
そしてビシッと私に指をさす。


「よし、ナツ。









このカップケーキ、今からあの巨人に渡してこい」


「…巨人になっちゃった←___っえ!??」


「まだバスケ部やっとるやろ。」

「むっ、むりむりっ。すっごく気まずいのに!!」


そう言い、首を勢いよく横に振る。そんな私の頬を楓ちゃんはつねった。

「あほ!!」
「い、いひゃい…」

「そんなこと言いよったら、一生仲直りできへんで?!」

「…っ」


紫原君と仲直りできない?

そんなの__




「いあっ!(嫌っ!)」
「よしっ、行って来い!!」


…どこの青春ドラマだ←

そう思いながら教室を出た。





「…しっかしなぁ」


_ナツのこと、避けてるってことは


「気づいたんか。あいつ」


”自分の気持ち”



「さぁて…」

おもろくなってきたやんか。













き、緊張する…

体育館の前で、お菓子の袋を握りしめ突っ立っていた。

うちのバスケ部は、割と強豪だったはずだ。



…邪魔、かもしれない。

練習終わるまで、外で待ってようかな。

そう思った瞬間___









「やめろ、お前らっ!!」


___!?


体育館の中で、そう叫ぶ声がした

さっきの緊張など吹っ飛んだ私は、無意識に体育館の扉を開けていた


そこには、



胸ぐらをつかまれた氷室君と、









「だからぁ、


最初から大嫌いだって言ってんじゃん!!」





 ___え









「キノコさんのこと」






そう叫び、氷室君に罵声を浴びせる彼の姿。









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莉弥(プロフ) - これ、なまえ変換きかないんですか?? (2016年3月25日 0時) (携帯から) (レス) id: aa7d841247 (このIDを非表示/違反報告)
水島リツ(プロフ) - ミユウさん» あざます…wコメントわざわざありがとう^^* (2015年5月2日 0時) (レス) id: 1b884eaa7e (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ - 二人ともイケメンだし、主人公いい人だし…それに話の展開とかも結構好きだよd( ̄  ̄) (2015年5月1日 23時) (レス) id: f62038dd2e (このIDを非表示/違反報告)
奏*(プロフ) - るーしーさん» はいいっ!!頑張ります!頑張らせていただきまっすwwコメントThank you (2014年8月28日 16時) (レス) id: 1b884eaa7e (このIDを非表示/違反報告)
るーしー(プロフ) - 楓ちゃんがたまに今吉さんに見えますww 完結まで読ませていただきます!頑張ってください! (2014年8月28日 14時) (レス) id: 4558271b77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水島リツ | 作成日時:2014年7月1日 20時

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