【黒バス】普通少女と和菓子組【和菓子組】

story１９　自分の命優先なんで…ぴよこん ページ19

赤「………で気を取り直して」

征十郎がコホンとわざとらしい咳をする

赤「お前ら」
紫「？」
赤「今日の午後は部活だからな」
緑「……今更か」

俺は覚えてたのだよ、そう付け足す真太郎。
反対に敦はあー、そうだったねーとお菓子を頬張る

貴「部活、か。頑張ってねー」

私は帰宅部だし関係ない

赤「？何を言ってるんだ？お前も来るんだぞ？」
貴「はっ！！？」

ばっと勢いよく征十郎の方を向く

緑「当たり前だろう。忘れたのか俺たちはお前を守るのも仕事なのだよ」

そう言って眼鏡のブリッジをクイッと上げた真太郎

えぇ…

貴「いや、やだ。絶対やだ」
紫「何でー？Aちん来てくれないのー？」
貴「絶対にやだ。私は自分の命は大事にする方なの！」

うぅー、なんて私のすぐ横、ソファの上で体育座りしながら唸る敦。

赤「…何故だ、Aは帰宅部だろう」
貴「そうだけどでも自分の命優先なんで」

今までひっそりとそこまで目立たない様に大人しく学校生活を
送ってきたのに此処で下手に動いて水の泡、なんて事は絶対は避けなくてはいけない

　

貴「良い？取り敢えず一緒になんて行かないからね？！」

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