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次の日____



私が寝たのは結局深夜の4時でした。起きるの、6時なんですけど....まあ、子供たちが泣いていたのでしかたない。


起きるたびにママやらなんやらで大粒の涙をこぼすもんだからこっちも頑張ってしまった。



その関係で寝たのが遅い時間帯だったのでぐっすり眠ってたんですけど



流石、子供といったところでして




「かぁしゃま!!あしゃ!!おっきして〜!!」


「まま〜!!ふろいどとあしょぼ!!あしゃよ!!」




二時間きっかりで子供たちは私の布団に侵入し、私を起こしてきました。


リリア先輩は呑気に子供達の服を着替えさせて、わいわいと遊んでいるし。


私を見てケラケラと爆笑していた。




オルトはみんなにご飯を作って食べさせていた様だった。



「Aにもご飯は作ってあるよ〜。今から着替えて学園長のところ行くんでしょ?早く食べた方がいいんじゃない?」


「あ"....そうだった。あんの馬鹿学園長。こんな忙しい時に呑気にワインなんて飲んでやがった」




そう。昨日私が学園長に電話したところ、彼は子供達をいつもの姿に戻すなどと言いながら


呑気にワイン飲んでッッしかも、しかも




「しかもな!!!!面倒見るなら授業は子供達も参加させていいし、疲れたらトレイン先生に面倒見させるからOKとか抜かしたんだ!!!!」



ケラケラと自分が面倒を見るんじゃなく、あの素晴らしきトレイン先生に子守を押し付けたのである。





完全に最悪な大人だった。




「まあまあまあ、落ち着け。クロウリーも何か思うことがあるんじゃろ」


「はい」



ガツガツとご飯をかきこむ私にリリア先輩が「悪い手本になってはならぬ」なんて言うもんだから、怒るのを辞めるしかなかった。




と、いうわけで私は子供達を全員引き連れ学園長の部屋に向かったわけだ。



やはりと言ったところだろう。



私が子供達にママだの母様だの母さんだの呼ばれながら学園内を歩くもんだから、他の廊下にいた生徒達にも悲しい失態が見られ、無事私のママは定着していった。






_____コンコン





学園長の部屋の前につくと、私についてきた子供たちが目をパチクリと



「まま〜??いまからどきょいきゅの??」


「しょのおーきなとびりゃなぁに??」



私が入ろうとしている扉を指さして口々に聞いた。




「あー今からね、みんながお手本にしちゃいけない人に____」


「お手本になんですかね??」


「なったらいけないなと」

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朱憑(さぶ) - ここは天国なんですか、そうなんですか、そうですね!!!ァァ"ァ"!!!カワイイ〜!!ホントにありがとうございます!! (2022年12月19日 12時) (レス) @page26 id: 369ab47d46 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - ここは天国か ・・・・! (2022年10月2日 1時) (レス) @page10 id: 595a994524 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - 続きがもっと見たいです!面白いし、可愛い、、、 (2021年8月12日 7時) (レス) id: 84edd37621 (このIDを非表示/違反報告)
夢姫 - 泣き方がぴえんw (2021年1月11日 14時) (レス) id: 35c1b3ec55 (このIDを非表示/違反報告)
古い掃除機 - かわいい!!!更新頑張ってください そういやぁ、読んでる途中、川が見えたんですけど…「三除の川」でした… ほんま、俺の嫁、リドルかわええなぁ! (2020年11月4日 23時) (レス) id: 07e1085301 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花ノ園 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年8月8日 23時

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