【カゲプロ】そんなもん、効かねぇよ (ページ9)

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第七話ページ9

？「さあ、入って入って！」

そう言って背中をぐいぐい押す。

あの107と書かれた扉の向こうが地獄への入り口に見えるのは私だけだろうか。

あぁ、私も犯罪グループの仲間入りかー。

さらば私の平凡LIFE...

.

とたん、背中の手を離された。

A「ぐほぉ‼︎」

後ろに体重をかけていたので尻餅をついてしまったのだ。

それと、女とは思えないこの声のことには
ふれないでほしい。←

？「そーいえば、名前教えるの忘れてたよね！

僕は鹿野修哉！カノって呼んでね！

よろしく！」

できればよろしくしたくないんだか。

カノ「君は？？」

A「教えません★」

犯罪グループにやすやすと名前を教えるはずがない(ドヤァ

カノ「ふーん...

まあいいや、とりあえず今は中に入って

もらわないとね」

そう言って再び背中をおしてくる。

え

A「いーやーだー‼︎‼︎私はまだ若いのだよぉ

ぉお‼︎」

こんなところでヘマして牢屋行きになるのは

まっぴらごめんだ。

カノ「ふんぬぬぬ...ぅ...‼︎」

そんな感じで2人で戦争を繰り広げていると

ガチャ

？「おいカノ。帰って来てるなら早く入ってこ

い...よ....？

�⁉︎」

...バタン

おおぉ‼︎なんかイケメンさん登場ぉお‼︎

そして見なかった事にされた。

カノ「あああああ‼︎

キドちょっと待って‼︎

新人さんだよ‼︎一緒に引き込んでぇ‼︎」

すると中から『なに⁉︎』と声がして

ガチャ‼︎‼︎

？「喜んで手伝うぞ‼︎」

おぃぃぃい‼︎‼︎

数秒後、私は駆けつけたイケメンさんの力によ

って中に入れられたのであった。←