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第十二話 ページ14

カノ「よしっ、それじゃ今からなぜ君をメカクシ団に入れたのか、ちゃんと説明するね」


カノ「まず僕らは一人ずつ能力を持っているんだ。

僕は目を"欺く"能力と言ってね、自身の姿形、つまり相手が捉えるものを偽ることが出来るんだ!

見ててね!!」



そういってカノは目を赤く光らせた。









カノ「さ、どう?分かってくれたかな?今m((A「ちょっと待ってくれ」

カノ「ん?どうしたの?」



A「今カノは何をしたんだ...?

_____________.....私には何が変わったのか、全く分からなかったんだが...?」









このAの言葉には全員が絶句した。




モモ「...え?今のはカノさんが失敗したわけではないですよね...?

私にはちゃん効いていましたし...」





キド「つまり、私達には効いていたとしてもAには効いていない、ということか...?」



そう言い終わると同時にまたセトも目を赤く光らせた。








セト「________________.....!!本当っす...!!"読めない"っす...!!」





マリー「_______...!!私のも効かないよ!?」









A「_________....つまり私の能力は皆の能力を打ち消す働きがあるということか...」



キド「そうと分かれば能力に名前を付けないとな。

.....うーん、やっぱそのまま"打ち消す"とかか...?」



カノ「えーぇ?いやいやここは"止める"とかじゃない?」



マリー「カノはセンスないなぁ!

ここは単純に"消す"!とかだよ〜」



モモ「う〜ん、あ!いっそのこと"ぼうぎょ"とかはどうですかね!?」←









A「______________.....いや、私のは 目を"透かす"だ____」




A「どうだろう?」





そういってAは少し微笑んだ。









キド「________いいな...!そうしよう!!本人の意見も大切だしな」









キド「よし!!これからは"透かす"を含め、全10人で活動していく。

改めてよろしくな、A!!」









A「ああ!!」




そうして少し慌ただしい1日が終わっていった。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2014年9月17日 21時

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