ここから始まる、私たちの物語【ワールドトリガー】三雲修

2話 ページ3

IN学校〜
ガララッ

｢やった！今日も一番…の…り…あれ？京介？珍し…｣

同じクラスの烏丸京介。もっさりしたイケメン。

私の後ろの席。そして同じ玉狛支部に所属する仲間。

烏｢A…。テスト前だから早めに来たんだよ。｣

あ、そっか。もうすぐテストか…

｢そっか。すっかり忘れてた。さすが京介。｣

どうしよ…ノー勉…。

｢ね、私も一緒にいいかな？恥ずかしながらノー勉でして…｣

京介頭いいし。頼りになるしね！

烏｢もちろんいいぞ。ちょっと今つまづいててな。｣


｢え、どの教科？｣

烏｢国語｣

お、私の好きじゃないけど何故か得意な教科！

｢教えてあげる！どこ？｣

烏｢ここの…｣


おぉ、顔が近い……相変わらずのイケメンめ。


烏｢(いい匂い…)｣


｢…で、ここは……｣


烏｢(…美人だなやっぱ。…)｣

｢…そしたら、この答えにたどり着くの！分かった？｣


烏｢あぁ、ありがとう。助かった。｣


｢どういたしまして！さぁ私もやろ！｣







烏｢(……好き)｣



｢(なんかぼーっとしてんな〜…悩み事かな？)｣









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

米屋｢あ、おい弾バカ！水主川いるぞ。｣

出水｢え！まじ！……あ｣

米屋｢((ニヤニヤ｣





ここにも彼女を思う少年が一人。

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