ここから始まる、私たちの物語【ワールドトリガー】三雲修

１話 ページ2

｢いってきまーす。｣

いつも返事は帰ってこない。
当たり前。両親はもういないし、兄弟もいない。

それでもつい言ってしまう。

特に意味は無いけど。

でも、この広い家に自分のこの声が反響するたびに

少しだけ寂しく感じる…



｢ま、だからどうという訳でも無いけど。｣

別に気にしてないしね！

私にはみんながいるし！


今度はいつ泊まり来るかな〜


ガチャ


修｢行ってきます。｣


母｢行ってらっしゃい。｣

お、


｢修、香澄さん、おはよう。｣


母｢あら、おはようAちゃん。｣

あ、笑った。

香澄さんいつも綺麗だな〜

羨ましっ！

修｢お、おはよう…A…先…輩｣

むむっ！

｢修！！幼馴染なんだから先輩いらないでしょ！それに私三月生まれだからたった2ヶ月しか差はないんだし。｣

修｢わ、わかった！｣

か、かわいい！

｢フフっよし！((ﾆｺｯ♪｣


修｢…//｣


修は今日も可愛いな！

母｢(相変わらず進展はなしね…)二人とも行ってらっしゃい。Aちゃん、今日は一緒にご飯どうかしら｣


なぬっ！香澄さんからご飯のお誘い！

｢いいんですか！ありがとうございます！今日は非番ですし、喜んで！｣


母｢ふふ。Aちゃんの好きな物揃えておくわ。｣

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*


｢ありがとうございます！！･:*+.(( °ω° ))/.:+｣


修｢そ、それじゃ行ってくる。｣

あ、

｢待って修！一緒行く。それじゃ、香澄さん、行ってきます！｣


母｢行ってらっしゃい。｣



今日はいい日になりそ！



_______________

｢♪(*‘ω‘ ≡ ‘ω‘*)♪｣

修｢(ご、ご機嫌だ…)｣

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