9話 ページ10
貴方サイド
「村雨、か。その刀は、前任者のお気に入りだったの？」
「そうです。でも、ぜんにんしゃがいなくなるまえに、
さいごのあがきとして、このはなれにふういんしたんです」
「珍しい刀で、この本丸以外には出ないレアの刀剣らしくてな。政府を困らせたかったらしい」
とことんクズだな。
すると急に今剣の顔が暗くなった。
「でも、そのむらさめはとてもおとこぐせがわるいんです」
「ふーん」
僕は竜の剣を抜く。
「何をしてるんだい？」
石切丸は訝しげに此方を見る。
僕はそれには答えず、竜の剣を強く握る。
「光よ、結界を破る力をこの剣に宿せ 光の竜！」
僕はそのまま離れの戸に剣を突き立てた。
ドゴンッ！と音を立て戸は崩れた。
「なっ！？」
「嘘！？」
「いままでだれもやぶれなかったのに！」
僕は部屋の中を見渡す。
部屋の中央に一人の男が此方を信じられないような目で見てくる。
「村雨だよね。今日から君の主だよ。よろしくね」
「アンタが……俺の主？」
村雨は興味深そうに此方へやって来る。
「へー。ま、別にどうでもいいや。俺は村雨。平安時代に打たれた刀。もっとも、俺を使った武将が多すぎて歴史にはあんまり乗ってないけど」
「村雨よ、久しいな」
「ん、宗近、お久」
なんだろう。
村雨は三日月と同様に平安時代に打たれた刀なのに、三日月や鶴丸とは何処か違った。
首を傾げていると村雨が目の前に立っていた。
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千本桜 - とても面白かったです！これからも更新頑張ってください！！お体ご自愛くださいね(*´ω`*) (2018年3月18日 13時) (
レス) id: e733f5adaf (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - ブハッwwwwwちょっwww腹筋がwwww笑いが止まりませんでしたよwww……嗚呼、腐れ見習いはとりあえず張り付けにからの生き埋めにしてあげないとですねぇ…？( ^ 言 ^ ) 更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年9月1日 5時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです！早く続きが読みたいです！更新、頑張ってください！あ、くそ見習いには、死よりも辛いお仕……制裁を！！ (2017年8月31日 11時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか - 面白いwww最後思いっきりくつろいで居ますよね！更新頑張って下さい応援してますwwwやばいっwww腹筋がw (2017年8月13日 18時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
柚希 - 闇鍋って刀剣達もですね(゜゜;) (2017年5月20日 14時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)
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