【ツイステ】ヒロイン嫌いなお嬢様♪〜第三幕〜

3-36話♪ ページ36

side fool


『やりましたね！完成です』


神城「かなり綺麗にできましたね」


『早速持っていきましょう！…メリーさん？』


ぐるぐるとさっきのことが頭を回ってうまく答えられない

そんな私をみて鼻で笑うように振り向くと目を細め、そのまま行ってしまった





『みなさーん！クッキーを焼いてみました』


さっきの雰囲気と対応の違いにモヤモヤしつつも何も言わずに待ってみる


エ「わっ！すっげ！！」


エペ「わぁ…お店に売ってるのみたい…」


『ふふふ、そこはアズールさんのお墨付きです♪』


モヤモヤする…けどもう少し！


デュ「すごいな…ところで、何か変なことはなかったか？」


『へ？特には』


デュ「そうか…」


今だ…


『じゃあ、お好きなのを…』

メ「ま、まって！」


『え、』


メ「Aちゃんはコレ…食べてくれない？」


3人「「「……」」」


こちらを伺うように3人が見てくる

それに居心地の悪さを感じながらも差し出してしまった以上引っ込めることもできない。そんなことしようものなら問いただされるんだろう

エペ「…ねぇ、Aちゃん…ホントに食べるつもり？」


『え、はい…』


エ「ほんとーに？」


『は…はい』


デュ「本当の本当に？」


『は……はい…』



一息ついてAちゃんが私の作った少し不恰好なクッキーを一つ手に取る



『それじゃあ…』




＿＿いただきます＿＿

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