我が彼氏スザク！に！【コードギアス】 (ページ7)

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R2 7話ページ7

ｽ「ちょ、A！？」

ｼｭ「......それはブリタニア皇族とも縁を切るということかな？」

貴『当然です。スザクが死ぬくらいなら家柄なんていりません。スザクと2人で暮らします』

ｼｭ「わかったわかった。もうAに内密でこんな計画は実行しないと誓おう。だから縁を切るなんて言わないでおくれ」

兄上は諦めたように両手を上げて観念したという姿勢を取る。...兄上が私にゲロ甘でよかった

貴『分かればいいんです』

ｼｭ「我が妹には敵わないねぇ...。ではA、スザク君。私はこれで失礼するよ。推薦書の方は後々送らせてもらうからね」

と言い残し、さっさと病室を出ていってしまった。

ｽ「A...？ブリタニア皇族と縁を切るって、あれ本気で言ってるの？」

貴『当然。こんなボロボロにさせるなんて許さないから』

スザクはしばらく呆気に取られたようにポカーンとしていた。がしかし、推薦書という言葉が余程嬉しかったのか、じわじわと込み上げる感情にソワソワしているようだった

ｽ「ようやくか...ここまで長かったような短かったような...」

ジーンと感動を噛み締めるスザクに、私はふと気になったことを聞いてみる

貴『というか今回の報酬にお金の項目があったけど、今までももらってたの？』

ｽ「そりゃあ軍人だからね。パイロットとしても結構な額貰ってるよ」

貴『そうだったんだ。あんまお金使ってるイメージないから分かんなかったなぁ...』

ｽ「まぁ貯金してるしね！」

貴『貯金？何か欲しいものでもあるの？』

ｽ「うん」

スザクの欲しいものってなんだろう...。物欲とか全くなさそうなのに。というかスザクがものを欲しがっているところなんて見たことなくて、今後の参考のために聞いておきたかった

貴『何が欲しいの？』

ｽ「なにって...そりゃあ決まってるよ」