R2 15話 ページ15
それからはいつも通りの平穏な日々が続いた。両隣にスザクとルルーシュがいて、ナナリーとお喋りをして、ミレイ会長はじめ生徒会メンバーとの仕事。
大好きな大好きな日常。やっぱりスザクが隣で笑っていてくれないとダメだ。私に向けてくれるあの柔らかいお日様みたいな笑顔がないと生きていけない。スザクが帰ってきてから、改めて強くそう思うことが増えた
ス「A?どうしたの?」
貴『へ?』
ス「僕の顔じっと見てた。なにか付いてる?」
スザクが確認するように自分の顔をぺたぺたと触る
貴『あ、ごめん。そういうわけじゃなくて』
ス「うん?」
貴『好きだなぁって、思って...』
ス「...へ!?」
驚いたのか、ボンッと音を立てて顔を真っ赤にしたスザクは恥ずかしそうに俯いてから、私の顔を見てふにゃりと笑った
ス「僕も好きだよ。出会った時から言葉に出来ないくらい好き。愛してる」
そんな甘い声で愛してるなんて言われて、恋に落ちない女性はこの世にいるのだろうか。もし既に恋に落ちている女性は一体どうなってしまうのか??答えは私みたいになってしまう。
ス「ふふ、顔真っ赤だよA。前にもこんな話したことあったよね」
貴『そうだっけ...?』
ス「そうだよ?もう付き合って3年以上になるのに、僕が好きだって言う度照れてくれるんだから、ほんと可愛いよね」
貴『スザクだって...。顔真っ赤にしてたくせに。私のこと言えない』
ス「Aに好きだなんて言われたら、何年経っても嬉しさで顔爆発しちゃいそうだよ」
ふふふと甘ったるい空気がくすぐったくて笑い合っていると、ルルーシュがそろそろ生徒会に行くぞと呼びに来た。
今日は何やらミレイ会長が緊急招集をかけたらしく、今から3人で向かうのだ
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れい - 応援してます、続き楽しみに待ってます! (2022年1月3日 0時) (レス) @page32 id: 231e6087c7 (このIDを非表示/違反報告)
桜喜(プロフ) - 続き待ってます、 (2021年10月17日 10時) (レス) @page32 id: abe8f9632e (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 楽しみに待ってます!! (2019年6月26日 1時) (レス) id: faf6172996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴー | 作成日時:2019年3月5日 5時