冨岡義勇 「耳を責めろ」 ページ20
わーい明けましておめでとう！！ いつの間にかお気に入り登録増えてた！
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「終わった終わったいやいやちょっと待って、おっほ……え、ちょ？ マ？ いやいや？」
「途中から日本語ではなくなっているが」
冷静に指摘する水柱はあの木札が見えていないのかと甚だ疑問に思う。えっ何でそんな冷静なの？？
という私は勿論冷静じゃない。冷たいどころか顔めっちゃ熱いしさっきから物凄い独り言言ってる。多分これ後で死にたくなるパターンやんけ〜〜！
諦めるしかない、と言う冨岡。私は冨岡に胡乱な目を向け、「……そもそもお前アレの意味解ってんの？」と問うた。
「耳を舐めたり」
「ア──ッ問い掛けた私が悪かったよ御免ね!!」
冨岡は不自然に口を開けた状態で止まった。一生そのままで居ろバカめ。
いやでも本当に如何すればいい。こいつに攻められるのなんざ死んでも嫌だし攻めるのも死んでも嫌だ。＝出れません。オワタこれは。
「……何時までもこうしていては、埒があかないぞ」
「知ってるよ!! んなの知ってるよ！ お前こういうの判んねえの!? だから皆から嫌われるんだよこのKY！」
「
「違うに決まってんだろ!! どんだけ脳内お花畑だよお前!!」
想像の斜め上を行く冨岡に私は怒鳴り返した。そろそろ喉が限界突破しそうである。進化じゃなくて退化なので全然笑えない。
「……何がそんなに嫌なんだ」
先程までとは少し違う雰囲気の声だったが、私は無視して叫んだ。
「何!? 何って!? 全部に決まってんだろバァカ!!」
「……もういい」
普段よりワントーン低くなった声に、私は自らの失敗を自覚した。やばい、煽り過ぎた。
「好きにやらせてもらおう」
彼が私を見下ろした構図になり、その瞳は怒りが入り混じっている。待てえっ、そんなに怒らせたの？
抵抗しようとした腕は掴まれ、不安定な状態から足が払われる。背中に着いた地面は、妙に冷え冷えとしていた。
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廣岡唯 - しのぶさああああああああああああああああああんと蜜璃ちゃんああああああああ (2022年11月30日 9時) (
レス) @page18 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
利音 - 嘘つきピエロさん» 走れメロンだよ (2021年9月22日 15時) (レス) @page28 id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
玄武 - んん” か”っこ”い”い” (2021年7月3日 22時) (レス) id: be050932d4 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきピエロ - 伊黒さんの「死ぬ気で闘え」の序盤の2文って走れメロスでしょうか……？ (2021年1月21日 15時) (レス) id: f059c2a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
nao0824hito(プロフ) - 不死川さんと冨岡さん私も好きです。 (2021年1月1日 0時) (レス) id: 04378a0bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nisui03101/
作成日時：2019年12月26日 16時
