新学期 ページ10
ー自分視点ー
８月２０日、月曜日。
再び学校が始まった。
まだまだ日差しはきついものの、車で送迎されているので快適この上ない。
今日は初日なので課題の提出、プリントを受け取って、文化祭の会議、そして部活のみで終わり。
緩いので鞄もいつもより軽くて自分的にはハッピーである。
数日前に戻ってきていて、部活にも参加していたので学校に来るのは何も久しぶりではない。
徹も大学生チームと練習試合してかなり好調みたいだし、はじめやマッキー、まっつんも調子がいいみたい。
『さて、と…
七瀬くん。会議いこっか』
１０時のチャイムが鳴って、文化祭委員でも、部活にも入っていない人は入り口から校門へと歩いていくのが見える。
用意していた資料を職員室で人数分コピーしてもらって、それを抱えて会議室に向かう。
内蔵のホチキスで勝手にとまって出てくるのでわざわざとめなくていい。時間はお金とハイテク機械で節約することができるのだ。
七瀬「例年より早くまとまってるって先生喜んでたね」
まとめた資料を同じく腕いっぱいに抱えている彼は笑いながらそう言った。
やっぱり、委員長、副委員長を務めてそう言ってもらえると嬉しいものだ。
『ね。
企画も一発で通ったし、ちゃんと予算も降りたしで今年は準備の時間がカツカツにならないし…』
会議室にはすでに数人集まってきている。
資料を各席に一部づつ配り、カバンを前の教卓の横に置いて今日の議題について黒板に書き始める。
とは言ってもほとんど決まってはいるから、あんまり話すことはないのだけど
浅野「A先輩、おはようございますっ」
今日は可愛らしく編み込みツインテールの彼女が部屋に入ってきた。
雰囲気に合わせて色は自由なカーディガンは淡いピンク色である。
『おはよ、花乃ちゃん。
髪型かわいいね。自分でやったの？』
この夏休み中に名前呼びになったこともあって、少し親密度がアップした彼女とは今度ひなと一緒に街に買い物に行こうかとまで約束した。
…合宿で得たマネの友達に、花乃ちゃん。これで女子の友達が私にも作れることが証明できただろうか…
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あやにゃん(プロフ) - hatajimamomokaさん» momokaさん、コメントありがとうございます♪ 若干話が迷走してはおりますが、最後までお付き合い願えたら光栄です( *´艸`) (2020年3月7日 19時) (
レス) id: 64c80b7f49 (このIDを非表示/違反報告)
hatajimamomoka(プロフ) - このお話めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (2020年3月7日 16時) (レス) id: 366eb10de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやにゃん | 作成日時：2019年11月23日 22時
