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体育館に着くと既に男子バレー部の部員たちが準備を始めていた
2階にはギャラリーの人もたくさんいる
『私もあの上にいたらいいかな?』
「いや、あそこからじゃ遠いよね?」
そう言って及川くんはベンチの方を指さして
「あっちにパイプ椅子出すからそこで描いてくれない?」
『いいの?』
「うん、奥宮さんには近くで見ててほしい」
そんな真剣な顔で言われたら断れないよ…
『分かった!』
すぐにバレー部の練習は始まった
及川くんはキャプテンでセッターだ
部員に的確な指示を出しながら練習が進む
………と言っても私はバレーの知識がほとんどない
体育の授業でちょっとやったぐらいだ
かっこいいな…
って、見惚れてる場合じゃない!
描かなきゃ!
好きな人を描くのはドキドキする…
手もちょっと震える…
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及川徹を愛するsm - 全部読みました!めっちゃ良い話でした! (3月18日 15時) (レス) @page48 id: 43aa5fa374 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 麗さん» コメント、ご指摘ありがとうございます!修正しましたのでまたお楽しみください ! (2020年7月17日 18時) (レス) id: 981d3feef2 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 友人さんの表記が(友人)のままです、、、、 (2020年7月17日 18時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2020年7月17日 0時