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第五話 ページ7

井「おはよー、亡与嵩。」

貴「おはよう、井吹君。」

次の日 薄桜病院 "南ホール"

初出勤を迎える新人の医者や看護師達がホールに集まっていた

貴「ちゃんと遅刻しないで来れたのね。珍しい。」

井「俺はもう社会人だぜ?時間通りに来るくらい朝飯前だよ。」

貴「…の割には、ずいぶん身だしなみがだらしないわね。」

井吹はギクッとした

着ているスーツは襟が立っており、ネクタイは曲がり、裾がめくれ上がっている

貴「大方、小鈴さんが帰った後そのままず寝ちゃてギリギリに起きて慌てて支度して出て来た…というところかしらね。」

井「せっ…正解…♪;;;」

ポコッ

井吹の頭にぬいぐるみのストラップが当たった

貴「正解じゃないわよ、小鈴さんがいないと本当だらしがないわね。ほら、こっち来て、直してあげる。」

井「お、おう。」

Aがため息を吐きながら井吹の身だしなみを整え始めた

井吹はその間ずっとAを見つめていた

井「(そう言やぁ…小鈴と付き合って以来、亡与嵩とあまり話さなくなったけど、よく見たら…)」

チラ

井「(胸デッカ)」

井吹はブッと鼻血を出した

井「(いやいや何カップあるんだよ、前見た時よりもでかくなってんだろ。女性ホルモンハンパねぇ、どんだけ成長すんだよ。もう充分だろ、体重の5分の1は胸の重さだろ。無駄にデケェんだよ、小鈴泣くぞ。アイツCだし)」

貴「ちょっと…。」

Aは井吹を睨んだ

貴「視線が変態過ぎるわよ、井吹君…。」

その声でハッと我に返った井吹は目の前で不審そうな顔をするAを見てワタワタと慌てた

井「うっ、おわぁっ!ご、ごめん!!別にいやらしい意味で見ていたわけじゃ……。」

貴「……。」

井「けっ、決して触りたいとか吸いたいとか、そーゆー事じゃないし、断じて手を突っ込みたいわけじゃないからな!!」

貴「!!」

パシンッ バキバキッ、ドスンッ

貴「サイテー!!!この変態!!!」

Aはギッと井吹を睨みつけると、スタスタと去って行った

井「チーン…。」

その場には床にめり込んだ井吹がいた

頬にはビンタされた後があり、顔が腫れ上がっていた


貴「(本当信じられない、バカ井吹!!!)」

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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 応援してます。 (2016年2月12日 8時) (レス) id: ea4864e433 (このIDを非表示/違反報告)
お市(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ありがとうございます(・ω・)ノ (2016年2月11日 22時) (レス) id: 84ad100c84 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 素晴らしいです。 (2016年2月5日 8時) (レス) id: 31810be0da (このIDを非表示/違反報告)
お市(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 更新頑張ります♪(´ε` ) (2016年1月4日 0時) (レス) id: 84ad100c84 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 凄いなぁ〜続き楽しみです。 (2016年1月2日 19時) (レス) id: 1f9b476f01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お市 | 作成日時:2015年12月19日 22時

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