イグニハイド生の日常【ツイステ】 (ページ5)

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episode4―ダンスソウルページ5

「なぁーさっきから何してんだ？それゲームか？楽しそうだな！ところで今日の魔法史の課題やったか？俺まだ終わってねぇんだよなぁ…良かったら見してくれ！」

「流石NO.1陽キャ。話題が光の速さで変わってく」

隣に座って来たカリムは俺に怒涛の勢いで話しかけてくる。そんなに仲良くなくない？俺達

なぜファーストネームで呼んでいるかと言うと初対面で「俺カリム！カリムって呼んでくれ！」と明るい笑顔で告げられた。

カリムよ、それは陰キャにとって死刑宣告なのだよ………

「今回の魔法史の課題はグレートセブンの内の1人を選んで歴史背景と自分の考えを文章にまとめるだけだろ。」

「難しいこと考えるのは苦手だな！ハハハ！」

「ハハハじゃない。熟慮の精神どこ行ったのさ」

己はスカラビア寮生だろうが。

「つか保護者(ジャミル)はどうしたの？」

「多分どっかで踊ってるんじゃないか？」

「え、アイツそんな愉快な奴だったの？」

ちょっとショックなんだけど。常識人でこの学園じゃ一二を争うマトモな奴なのに………

いや、カリムの嘘だな。ジャミルは目立つのが嫌いな筈だ。ちょっと親近感湧く

「ジャミルは踊りが凄く上手いんだ！ノリのいい曲を聴いたらダンスソウルが疼くらしい！」

「何その魂。クソ厄介で草」

「俺もさっき踊ったんだぞ！」

「お前にも宿ってんのか」

スカラビア寮はダンスのソウルが宿ってないと寮生になれない決まりでもあんのか。

「んで課題見してくれ！」

「話題が振り出しに戻った。」

「あっ、そもそもノートがなかった。」

「……もしかしてジャミルいないのってそれ取りに行ってくれてるからじゃないの？」

「確かに！じゃあ暇になったし踊るかA！」

「誰かー召喚術でツッコミができる奴召喚してー」

俺はダンスソウルが1ミクロンも宿ってないので無理です