神の力の入れ替わりKZ

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上杉side

はぁ、マジでつかれた。

無里子が教室から走り出た瞬間、俺に

疲れがドッと押し寄せた。


彩｢やっと、教室に帰れる！喉乾いたぜ〜！｣

立花も疲れたみたいで、大きく伸びを

しながら、言った。(若)

あと、若武。いくら疲れていても、立花らしく

しないと殺されるぞ？

それに、続いてクラスの奴らがうなずく。


だが、この解放感は、すぐに消された。

忍「ちょっと待ってみんな！」

ん？

忍「この部屋を片付けないと！」

Σ(ﾟдﾟlll)ガーン

七鬼(立)が腰に手を当てながら言った。



彩「えぇぇ〜！

...ってあ、小塚から電話きてるから！」

そさくさと、立花(若)はスマホを持って

教室を出ていった。

サボるんじゃねぇ！！



といろいあり、若武以外の奴らでこの部屋を

片付けることにした。

モブ男A「なんで、こんな所に玉ねぎが転がってるんだよ！」

女B「私見た！無里が投げてた！」

男B「だから、玉ねぎぼこぼこ！？」

男C「まじ、やばみ〜」



俺ら以外の奴らは、ここに来た時間が

違うようだから無里子が散らかしたことも

知らねえ奴がいるのか...


すると、誰かが言った。

女E「つーか！なんで、無里子が散らかした

部屋を片付けないといけないわけ〜！？」

あ、確かに...

男C「無里子呼んで、そいつに片付け

さそうぜ！」

男Cが言った瞬間この部屋のドアがガラッと

開いた。

女p「きょ、教師！？」


まさかと思いながらドアの方をみると、

入ってきたのは男Tと

無「チッ」

無里子だった。



それを見て、驚く俺ら。

そして、だるそうにするぶりっ子女。

そして、はきはきと喋る、男T。

男T「無里子さんにも、ズバリここを片づける

義務があります。」

男Tのメガネがキラリと光った。

そして、また舌打ちをするぶりっ子女。



男T「さぁ、ズバリ今からみんなでお片付けを

しましょう！」

全員「(もう片づけ始めていたわ！)」

おまえは、○尾くんか！


俺らは黙々と片付けを始めた。

黙々とハサミを片付けるもの。

黙々と英語のプリントを片づけるもの。

黙々と玉ねぎを磨くもの...って！

片付けをしろよ！ぶりっ子女！

俺が文句を言おうとする前に七鬼(立)が

言った。


忍「ねえ、無里子ちゃん。このノートそこに

置いてもらってもいい？」

七鬼(立)はノートクラス分をぶりっ子女に

渡そうとした。

こんな時でも優しい立花を尊敬するとともに

俺は、対照的に態度が悪いぶりっ子に

腹がたってきた。

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