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3-2. ページ12





「美しい…!どうか私と心中して」


今、何か鞄に入れた?


「あ!痛ァ!」


太宰の言葉が暴力によって遮られ、その暴力をした当人、国木田は太宰が転がっていった部屋へ一緒に入っていった。


隣の部屋から響く音を諸共せず言葉を続ける目の前の女性。Aはその女性の言葉を聞かず、心音に集中していた。






…嘘をついている音がする。






「そいつは、密輸業者の類だろう」


「小僧、小娘お前らが行け」


「えぇぇぇえええ!?」


「だァめだよ、国木田くん。Aちゃんは私との用がある」


太宰はそう発すると、後ろからの怒号を無視し、太宰はAを連れていく。



「さァて、Aちゃん。彼女の話を聞いてどう思った?」


『嘘ついてましたね、あの女性。』


軽い笑みを浮かべる美しい少女、末恐ろしい少女だ。と太宰は思う


「ふふ、一緒のコレ、聞こうじゃないか」


太宰がAに渡したのは自分がつけていたイヤホンの片方。大正に生きていたAがイヤホンを知るはずもなく、初めて見る物に戸惑いながらもイヤホンを見様見真似で太宰と同じ様につける。








「私の目的は貴方方です。」


『(音が聞こえる…!)』


「芥川先輩、予定どうり捉えました」


「こいつ…!」


「ポートマフィア!?」


愉悦を感じていたAだったがイヤホンから流れる緊迫した声にAも同様に緊迫した表情になる



すると聞こえてくる銃声。


「…ッ」


太宰は軽く声を漏らすと、Aに声をかける


「Aちゃん、ついてきて」


珍しくシリアスな雰囲気の太宰にAは軽く返事をして小走りで目的地へ向かった。

3-3→←3-1.依頼....?



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譌。 - 終わり、になっている事がとても残念です。とても面白い作品です!更新がされる機会があれば、是非楽しみにしております。 (2021年12月9日 6時) (レス) @page16 id: 33d74645c1 (このIDを非表示/違反報告)
まっきー(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年9月3日 1時) (レス) id: 57f4ae3e62 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみにしています。!! (2020年7月5日 11時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)
大福(プロフ) - 夢主さんを友達と二人で描かせていただきました!!良かったら使ってください!!!→http://uranai.nosv.org/uploader/common/5/f/b/5fb26f4d0171760000b49547c092933d.jpg (2020年6月6日 12時) (レス) id: 8e3824c3f9 (このIDを非表示/違反報告)
sushi - 【治くーん】がずーっとツボてた…w (2020年6月2日 3時) (レス) id: 30bf734d60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朝ミックス | 作成日時:2020年5月22日 21時

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