第四話 ページ7
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握菱「店長、準備できました」
貴方「喜助さん、急いだ方が良いかもしれません。
黒崎一護、改造魂魄の所在が小学校にある。それと気づいてるとも思いますけど…」
浦原「虚っスね…」
貴方「ご明察ですね。」
浦原「よし、それじゃ行こっか。商品の回収に」
体に似つかわしいほど大きな武器を持ったジン太、雨、
そして握菱は真剣そのものだったが、
Aと浦原に至ってはその状況さえもどこか楽しんでいるように
口元に笑みを浮かべていた。
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浦原達が小学校の屋上に着いた時には、
既に虚は消滅した後だった
貴方「…あら？ふふっ(思っていたよりこの改造義魂と相性よさそうじゃない、黒崎一護くん)」
浦原「あれ？どうかしました？」
貴方「いいえ、何も」
黒崎一護を見た彼女の表情は、
子供が新しい玩具を見つけた時のようなあどけない笑顔だった。
浦原「おやおや、やっと見つけたと思ったらボロボロじゃないっすか。
こりゃ用意した道具、全部無駄になっちゃったっスねぇ」
浦原は口元に笑顔を浮かべたまま、
黒崎一護の肉体の額に杖の先を当て、義魂丸を抜いた。
浦原「回収完了♪帰るよ、みんな」
ジン太「ええ〜！なんだよ、久々バトれると思ったのに」
貴方「まあまあ、ジン太。平和が一番よ〜」
その場を去ろうとする浦原であったが、黒崎が引き留めたことによってそれは阻止された。
黒崎「ちょ、ちょっと、待てよ！そいつ、どうする気だよ」
浦原「どうって、破棄するんですが…？」
黒崎「俺が、見えるんだな…？何者だ、アンタ」
黒崎の表情は驚きが隠せず、状況ついていくのに必死だった。
それを見守る彼女は変わらず、面白そうに笑顔を浮かべたまま
浦原「何者と聞かれましても…」
朽木「強欲商人」
浦原「ああ、ダメっスよー。それ取っちゃぁ」
朽木「なんだ浦原、貴様の店は客に売った商品を金も返さずに奪い取るのか。」
浦原「あっ…。そんじゃ仕方ない、返金しますよ。」
朽木「必要ない。こちらはこの商品で満足している。
それにもともとが霊法の外で動いている貴様らだ、
そうまでしてこいつを回収する義務も無かろう。」
貴方「フフッ…(やっぱり、面白い子ね黒崎一護くん)」
彼女の笑みは、いつの間にか普段の穏やかなものになっていた。
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神田(プロフ) - すごく続きが気になるんですが更新の予定わないですか？？ (2022年1月5日 4時) (
レス) id: cf3f4f58f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - もう更新しませんか？>< (2020年9月15日 20時) (レス) id: 5f671b2301 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 新しいお話を見ました！夢主の斬魄刀の玉藻御前が気になります！更新頑張ってください！！ (2020年7月1日 5時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
beNi(プロフ) - 黒パラさん» お読みいただき、こんなに絶賛して頂いて恐縮です！笑 黒バラさんの言葉を励みに今後も頑張っていきます！応援の程よろしくお願いいたします！ (2020年6月29日 2時) (レス) id: d7e7cc7b3b (このIDを非表示/違反報告)
黒パラ(プロフ) - すごい好きです。1回しか評価できないのが悔しいくらい好きです！！ (2020年6月28日 18時) (レス) id: bea5130225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：beNi | 作成日時：2020年6月21日 23時
