デュエル ページ3
カナデside
「はぁぁああ！！」
声を上げながらある程度の間合いに入った私は緑色の光を発しながら槍を、前方に大きく突き出す
これは、前方3連攻撃である槍武器の初期ソードスキル《トリプル・スラスト》だ。槍のリーチの長さを最大限に活かせる先手のみ使えるいわゆる牽制技だ
「どうした、そんなものか？」
しかし、私の攻撃は全て読まれていたかの様に避けられてしまう
そして、私のスキル硬直を待っていたかの様にすかさず彼は《バーチカル・アーク》で応戦する
……来る！！
そう思った私だが、身体が言うことを聞かない
そして、初撃は食らったものの2撃目は盾で防いだ
1撃1撃がすごく重い、盾が飛ばされそうになる……一体ここまでするのにどれだけの時間を費やしたのか私には到底想像できなかった
そして、私は後ろに下がり彼の攻撃範囲から外れた
「やっぱ通用しないか、こんな子供騙し」
「別にこれはルールが無いんだ、真っ向からじゃなくてさ、使えよ？《剣製》」
にやりと右頰を上げる彼を見て私は盾を捨てて両手で槍を持つ
「言われなくてもっ！！」
私は矢先を向けて突撃する
そして、彼の剣が槍と触れ合う瞬間私は槍を手放し右手から剣を作り出す
「させるかよ！！」
彼は剣を水平に振り私の剣を落としにかかる
でも、まだ甘いよ？
私は右手の剣を手放し今度は左手に斧を持つ
「なッ！」
彼の剣はまだ勢いを殺しきれずに未だに剣を振るっている
「やぁぁぁ！！」
右手を一気に斧に寄せ、彼の首を狙って振り下ろした。これが当たれば首が飛んで死ぬ！降参して！
そんな思いを秘めた私の一撃を前に彼は口を開いた
けど、それは私の望んだ言葉じゃなかった
「なめるなよ？」
鋭い眼光と共に私の攻撃を彼は防いだ
でも、防いだのは剣じゃなくて彼の左腕だった
腕はそのまま放物線を描く様に飛び、フラグメントとなって消えてしまった
「痛っ……！！」
腕が弾き飛んだ瞬間、苦しそうな顔を浮かべたが直ぐに切り替わり
振り子運動の様に勢いづいた剣が再び私の方へ戻ってくる
「はぁぁぁ！！」
次は間に合う。私は斧を剣に変えながら空中に盾を置く
ガキンッ！という鈍い音が響き、私はカウンターとしてソードスキルを発動しようとした時だった
「押し切れぇ！！」
鈍い音を立てながら盾が真っ二つに割れ彼の剣が私の横腹に大きく刺さり吹き飛ばされた
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うんピー(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» めっちゃ返信遅れました！！文章は出来上がるのですが2048に添削する時に宙に匙が飛びます笑気長にお待ちくださいm(__)m (6月15日 13時) (
レス) id: e3d3ec66ff (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。久しぶりの更新とても楽しみにしていました。これからも無理せずご自分のペースで投稿頑張って下さい。 (2022年11月14日 22時) (レス) @page36 id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - しゃっぽさん» 返信遅れてすいません！！そう言っていただけると励みになります！！お互い頑張りましょう！d(^_^o) (2020年12月5日 23時) (レス) id: 9f05f7c923 (このIDを非表示/違反報告)
しゃっぽ(プロフ) - 原作とは違う視点からのお話で見応えがありとても面白いです！体調に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年11月18日 22時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
衛宮 凛 - わああ！！ありがとうございます！これからも応援していきます！ (2020年9月20日 22時) (レス) id: f79c5a4222 (このIDを非表示/違反報告)
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