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隣の会話 ページ9
藤ヶ谷side
ソファーでうなだれるタマを横目に見て、小さくため息をついた。
タマのやつ、ほんとアホだろ。
もうバカだ。お前はバカだよ。
心の中で悪態をつきながら、天井を仰いだ。
―
――
今日の朝、携帯のニュースでAのマンションに変質者が出てたことを知った。
時刻は夜の９時半頃って…俺が帰ってすぐかよ…！？
冷や汗がどっと湧き出るような感覚に陥ったけど、幸いなにか起きることもなく男は捕らえられたと知って安堵する。
A、大丈夫だったかな…。
メールしてみようと携帯をつついていると、隣の部屋からぼそぼそ話し声が聞こえてきた。
…なんだ？
そっと息を殺して壁に耳を当てると、どうやら話し声は宮田とタマのようだった。
宮「……でよかったぁ〜…。」
玉「お前、……な…だろ。」
耳を澄ませるけど、うまく聞き取れなくて諦めてまた携帯を手に取る。
その時、耳にくっきりと声が届いた。
宮「なんでそこで告白しなかったんだよ！！」
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HRS(プロフ) - 誤字脱字直しました。渉「」→横「」、ミツ「」→北「」に手直し済みです。 (2014年11月3日 23時) (
レス) id: 46edfaf00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HRS
| 作成日時：2014年10月30日 12時
