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廊下の奥の方から姿を現したのは、洋一くんだった。


倉持「宮島…?お前、まだこんなことしてたのかよ…!!」


真美「げっ……元ヤン……。アンタこそ。まだこんなやつに構ってたの…?ウザいし…キモいし…放っときなよ…。」


真美がそういうと洋一くんは真美の手を払い、私の腕を掴んだ。

そして、洋一くんに抱きしめられた。


倉持「宮島、もうAに手出んじゃねぇぞ……。」


いつもより低い声だった。


そして、真美は立ち去った。


A「あ、あの……。」


倉持「それ、貸せ……。」


包帯を手渡すと、巻き直してくれた。


A「ありがとう……。」


倉持「………なぁ…A…。

お前は…御幸のこと、どう思ってるんだ…?」

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作者名: | 作成日時:2017年3月2日 19時

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