間章・選考会と設定と ページ11
※台本書き失礼します
【探偵社ーー夜】
太宰「第一回、A先生の現状解説会だ！」
国木田「いや待て待て待て！今はお前が拾った虎の小僧の入社試験選考会だろう⁉」
太宰「いやね、さっきの章の最後の妹さんとの電話で先生も大分現状を把握したんだけど、一々会話の形で説明してると無駄が多過ぎるらしいのさ」
朝霧『そうなんだよ…。結局一時間位遣り取りして、漸く理解したからな。いっそこの場で纏めて説明しておきたいんだ』
与謝野「まァ、佳いンじゃないかイ？ どうせ今ンとこ、真面な意見は出てやしないンだから。な、谷崎」
谷崎「あっ…ハイ」
太宰「よし、そうと決まったらサクサク行こうか。先生の名前は朝霧A。誕生日は3月17日、身長は176�僉�体重は、」
朝霧『一寸待て！何でそんな事まで知ってるんだ後勝手に晒すな！…まァあれだ。ヒールを履くと太宰に並ぶ位の高身長で、体重は与謝野先生より身長分重…って皆まで言わすな！因みに血液型はAB型。今24歳だ』
国木田「縦縞のワイシャツに砂色の外套と云う妙に太宰に似た服装で、加えて癖毛の為かなり似ている」
与謝野「確か其の服は、妹に着せられたんだっけ？」
朝霧『うん。ーー二年前、丁度太宰の入社試験の頃に、進学校の国語教師だった私に『トリップ』と云う現象が起き、私達にとっては物語の中だった此の世界にやって来た。妹と電話は通じたので、其れで状況を把握した』
谷崎「ボクは先生とは初対面なのですが…朝霧先生も異能者なンですか？」
国木田「そうだ。能力名は『文豪ストレイドッグス』」
朝霧『何でお前が答えてんだ。私の能力は、〈異能力を作る〉と云う物。能力の内容をイメージしつつ、能力名ーーつまり基となる小説の名、そして其の作者名を口に出す事で、思い描いた能力を行使できる。勿論、朝霧カフカ先生原作の漫画『文豪ストレイドッグス』に由来する能力だ』
与謝野「そして、能力を行使している間は其の教員証の名が書き変わるんだよね？」
朝霧『そう。苗字の『朝霧』が口にした作家の苗字になって、能力名も行使している物に変わる。後実は、此の裏にーー』
太宰「そうだ！A先生に『試験問題を作る』異能を創って貰えば佳いんだ！」
朝霧『そんなの無ェよ。ってか、そんな事に貴重な知識を使いたくない』
太宰「ちぇっ。ではこんなのは如何だい？ 例えばーー」
…中島敦、入社前夜。
此の後賢治や乱歩、ナオミも参加して、会議は徒らに紛糾するのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つばき先生(プロフ) - ヒスイさん» 有難うございます。頑張ります！ (2016年12月23日 23時) (
レス) id: c6022dbc98 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 作品に参加頂きありがとうございます！とても面白かったです♪♪続き気になります！！応援してます♪☆10評価しました！！ (2016年12月23日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
つばき先生(プロフ) - いちごどーなつさん» ありがとうございます。見ての通りの展開の遅さなので、何処まで行けるかは不安ですが…頑張っていきたいと思います！ (2016年12月15日 20時) (レス) id: c6022dbc98 (このIDを非表示/違反報告)
いちごどーなつ(プロフ) - 私もきっと生徒達と同じ反応しますw 続きが気になります！ 更新楽しみにしてます(*´∀`)♪ (2016年12月15日 16時) (レス) id: f60c6d1c16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つばき先生 | 作成日時：2016年12月13日 15時
