『今度こそ、本題に入るんだけど』太宰・中也「「はい」」『この作品って、設定ないよね』中也「あ、俺理由知ってる」太宰・凪『「え！？」』中也「何か設定が苦手らしい。と云うか謎を残しておきたいらしい」『ああ〜』太宰「だから無いんだ」 ページ22
「貴君は……マフィアではないのか？」
「マフィアにも色々だ」
そーだそーだ！皆が皆人を殺すのに興味があると思うなよ！
「銃は人を殺す道具だ。そして此処は戦場だ」
徐々に声を荒げるジイド。
…ああ。ムカつくなぁ。
「……貴君はこの小娘が大切なようだな。ならばこうすれば、反撃せざるを得まい！」
『…ぇ？』
ジイドは拳銃を私に突き付けた。
感じたのは、恐怖。これから自分が死ぬと云う、余りにも大きく、単純な事柄。
だが、それよりも。
『……なよ、』
「…は？」
『ざっけんなよって云ったんだよ!』
あ。死んだ。
皆固まっている。私も固まれはるものなら固まりたい。だが私の口は止まらない。今の心情としてはこの口を縫ってでも止めたい気分だ。
『死にたいなら一人で死ねよ！態々人様を巻き込むんじゃねぇ！
大体よぉ、手前らの自己満足で、どれだけ死人が出たと思ってる！その人達は死にたくて手前らに殺されたんじゃねーんだぞ！』
「……貴様に…貴様に、我等の気持ちが判るか！」
叫ぶジイド。その顔は、後悔と憤怒が入り混じっている。
部下達も、ここ迄感情を昂らせたジイドは初めて見たのか、目を丸くしている。
『判んねーよ！人の気持ちなんてなぁ、そう簡単に判ってたまるか！ましてや、私は裏切られた事なんざねぇからな！』
ジイドの顔に驚愕の色が浮かぶ。
やべ、つい口走っちゃった。
もう私の口は私の口として機能していない。脳が��話す��と、考えるより前に話している。
『軍人？ンなの関係ねぇだろ！そんな肩書き捨てちまえ！
…お前らは軍人である前に、人間だろうが！自分で自分の未来捨ててんじゃ駄目だろうが！』
「黙れ……黙れ、黙れ！」
ジイドが弾を撃った。
そう理解したのは数秒後。
……あっぶねぇぇえええ！
織田作さんが引っ張ってくれなかったら確実に死んでた。
ジイドは此方に銃を向け、撃った。
織田作さんは前方の地面に倒れ込み、私を引っ張る。ミミック兵が弾丸を放つ。威嚇射撃を、織田作さんがする。
「態と……外しただと？」
ジイドの顔が黒ずむ。
「こんなものが……我等の望んだ闘争だと思っているのか？何の為に、何の為に乃公と部下達が今まで闘ってきたと……」
「折角日本まで来て貰って悪いが、俺には殺しをしない理由がある。余所を当たってくれ」
「何故だ！」
ジイドが悲痛に叫ぶ。
……うん、これやつがれ君の事覚えてる人誰も居ないよね。
『番外編出来たぞおおお！』中也「漸くか」太宰「遅い」『否私に云うなよ。まーでもお待たせしたのは御免なさい。済みませんでした！』太宰「本当だよ作るって云ったの前作だよ？」中也・凪「『は？』」太宰「あ、何か御免」→←『で、さ。本題に入るんだけど』太宰「前回の続きね」中也「手前誰に向かって云ってンだ」太宰「それは勿論読んでくれている人に向かグッハ」中也「云わせねェぞ！」『お前らマジで黙れェェェ！！！』
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ぴの(プロフ) - 白夜の世界さん» いえいえ！大好物ですね！レスありがとうございます！ (2019年4月23日 21時) (
レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界 - ぴのさん» あああ！ありがとう御座います！まぁ確かに、何か切なくなってしまいました…小説の黒の時代に似せた結果です。苦手だったら御免なさい！ (2019年4月23日 20時) (レス) id: 15ab1d9eda (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 今日めっちゃ更新されて嬉しい！そして切ねぇ！ (2019年4月22日 21時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界 - 鶴さん» うわああああ！御免なさい！中也さん黒の時代で全く出て来ないので…番外編で、ネタが思い付いたら書きますね！面白いって云って頂けて幸いです！！ (2019年4月22日 10時) (レス) id: 15ab1d9eda (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - でも、とってもおもしろいお話です！続きが楽しみです！ (2019年4月22日 9時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nisui03101/
作成日時：2019年4月3日 10時
