所属組織を潰したらマフィアに連行されました【織田作之助】【文スト】 (ページ15)

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何がやりたかったんだページ15

『ﾌｧ!?上級構成員！？』

「本当か！？」

「エリートコースだねぇ」

あの後、首領に貰った資料を、割り当てられた執務室で見てます。
太宰が来ました。居座ってます。意味が解りません。←

『上級…………そんなことより今回の潜入の資料がみたい。』

「そんなことよりって……」

太宰ってボケ担当じゃないの？突っ込むなよ？

雑念を頭から追い出して、資料に目を通す。

標的の名前は、三島由紀夫、男性、54歳。誰だろ知らねーな。
異能力は………不明？でも戦闘特化型であることのみ確定……。怪しっ！
性格は狡猾にして好戦的。

資料からは、標的が凄い嫌な奴だということがわかった←

因みに現在、私と織田作と太宰で資料を覗きこんでいる状態。

「A、日時が明日の朝９時からと書いてあるんだが……」

『早いなぁ。鬼畜だなぁ。』

「鬼畜はAちゃんでしょ？」

『え？何のことかなぁ？』

「もう知らない。」

まぁ、こんなおふざけは置いておこう。

『あ”ヤバい、服装がスーツで指定だ。』

「何が不味いんだ？」

『私スーツ持ってない。』

大問題である。ショボいけど。流石に二人も驚いたようだ。
へッ！スーツなんて無くても生きていけるんだよ！←

「……………そういえば、首領がスーツの予備がなんたらって言ってたからその辺にあるかも」

『探す。』

「頑張って……！」

宣言通り、スーツの捜索を開始した。なんか空き巣に入ってる気分。

ロッカーを開ける。引き出しを確認する。……何故か緊張するんだけど。
謎のクローゼットを漁っていたところで、何故か高そうなドレスを発見した。

『………何これ。』

「いやドレスでしょ」

何だこの微妙な空気感。

『何でここにあるの』

「………首領がAに着せたいんじゃないか？」

『冗談でしょ…って言いたいけど言えない。絶対着ないからなあのロリコンめ！』

「え～でも私見てみたいw」

『黙って！？あと草生やすな！』

この後、スーツは無事発見されました。