移動中☆← ページ16
『いっけなぁ〜い!遅刻遅刻!☆』←
はいごめんなさい。バカは私です。
えっと、一度本部に寄ってから潜入先に行かなければならないのを忘れていて、時間が詰んでしまったAであります!
しょうがないので走ります!ヒール凄く高いのに!タイトスカートなのに!
『よし、ダッシュで逝こう。』←
「その格好でか?」
『#*∞℃%¥&!?いいいいつからいたの!?』
「つい今しがただな。」
気づいたら織田作がいた件について。
織田作足音静かだから急に後ろに立たれると気づかなくて凄く吃驚する。勘弁してくれさい。
「急いでいるようだが……乗っていくか?歩きだと多分間に合わないぞ?」
『ありがとう織田作流石イケメン!』
神の一言に半ば涙目になった。
____________________________
『いやー、本当に助かったよ。ありがとう。』
「これぐらいなんてことはない。」
イケメンは受け答えもイケメンだね。恐縮です。
車窓の外の景色が流れてゆく。……あれ?逆走してない?
車ならまだ余裕あるしいっか。気にしたら負けだ。
ふと織田作を見る。私がスーツで服装指定なので、織田作も当然スーツを着ている。
別に長い付き合いではないけど、いつもと違うと何故か少しドキッとする。
シャツの襟をいつもと同じくらい開けて、ネクタイを緩めに絞め、ラフにスーツを着こなしている。
その…………………凄く、カッコいい。ついでに言うと、鎖骨が((殴←
幸せな妄想(?)に浸っていた私だが、仕事の話を思い出してしまった。現実に戻ろう。
『ねぇ織田作?実はまだ織田作の異能の詳細を知らないんだけど、聞いてもいい?』
「嗚呼、解った。」
異能力を教えてくれると、私を受け入れてくれているような気がして嬉しくなる。
こう思うのは、きっと私の過去が関係しているのだろう。
少し間をあけて、織田作は説明を始めた。
省略←
織田作の異能力____天衣無縫は、正直いってチートであった。いや、使い方にもよるけどさ。
でも私の異能との相性は良いだろう。
あまり、使いたくはないけど。
『なるほどね…………教えてくれてありがと』
「礼を言われるほどのことではない。」
辺りを見回す。目的地に到着したようだ。少し残念だなぁ。
……………残念?
何故私は只の移動が終わったことが残念なんだろう。
私は答えがわかっていたはずだけど、その答えを知ることが怖くて、考えるのを止めた。
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Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» ういっす (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» コメ欄を荒らすでない (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» どやった上に更にドヤる事(今作った←) (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» どやどやってなんや (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» うへへ← どやどや! (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:端賀 | 作成日時:2018年5月25日 23時